NAMM Show 2018 Taylor Guitars Live
(この記事は2018年にFacebookへ書き綴った文章をnoteへ再載したもの)
LAから日本へ帰って来て、少し落ち着いたので、NAMM/LA旅を殴り書き。
いつも旅に行くと、面倒な事や戸惑う事など、全部含めて楽しもうと思ってるけど、特に今回はギターを弾く為に15年ぶりにLAへ行く。観光や学生ではなく、子供の頃にギター雑誌の中だけで見ていた、あのアメリカNAMM Showでギターを弾くという旅なので、これはもう全ての瞬間を全部楽しむぞ、と熱く胸に秘めて旅立ったのでした。
Anaheim Convention Center
いつも飛行機では出来るだけ寝るようにしているので、今回も機内では出来るだけ寝て(狭くて寝れる訳ないけどw、隣が空席だったのはラッキー!)、LAX着、虎さんにPick upして貰い、フリーウェイをひた走り、アナハイム着~ホテル入り。
Taylor Guitars Booth
早速アナハイムコンベンションセンターへ向かい、翌日ライブを行うTaylorギターブースへ。ブース内に山の様にあるTaylorギターから選びたい放題!の中からライブで使用するギターを2本選び、TaylorギターテクニシャンのRobにバッチリ調整して貰い、機材をセットしてリハ開始。
3人のTaylorギターアーティストとサポートバンドのリハは特に問題なく終了。
その後、3人のTaylorギターアーティスト、自分を含むサポートバンドメンバー、山野楽器関係者などみんなで明日のライブの壮行会的な豪勢な晩飯をTaylorギターの偉い方Timさんにご馳走になる。
晩御飯の後、時差ボケにはなりたくなかったので、1人アナハイム夜散歩してから、部屋に戻りビールを飲みながら長~い1日を限界まで起きたのち、翌朝まで大爆睡。そのお陰で時差ボケは殆どしなかった。
Taylor Guitars Live January 25, NAMM Show 2018
翌日、4日間のNAMM Show初日、1月25日木曜日。
世界中から楽器関係者が集まるNAMM Showという誰でも立てるワケではない舞台で、Taylorギターというギターメーカーのデカいステージで弾かせて貰う。関係者もオーディエンスも冷やかし半分で見てるだろうし、ギターメーカーのライブなので、ゴリっとギターを弾いてみんなをビビらせるのは自分の仕事。
CJ Li、みきなつみ、藤森愛の3人のTaylorギターアーティストをしっかりとサポートをしつつ、ゴリゴリ弾いてめちゃくちゃカッコつけてやるぞ、と色々な思いを胸に秘めて臨んだライブ。
まずはCJ Li。
アッパーなアメリカンロックタイプの音楽。パフォーマンスで盛り上げて、ギターソロでは勢いよく弾きまくった。ギターソロの後、盛り上がった歓声は忘れられないなあ。2曲目は16分系の曲でカッティングプレイ。
2人目、みきなつみ。
しっとりとしたバラードタイプの音楽。カポ等を使い、良い感じのバッキング、メロディアスなソロ。みきちゃんの歌声はホントに素晴らしくて、乾いたアメリカ西海岸にもよく合っていて、お客さんも聞きこんでいたし、横で弾きながら、アメリカにも合う、素敵な声だなとじーんときた。
3人目、藤森愛。
力強い音楽、迫力あるボーカル。アッパーな曲でノリよいバッキング、パフォーマンスを決めて、ギターソロも弾きまっくた。お客さんも温まってて、盛り上がったなあ。
3人のアーティスト、サポートバンドとギター弾きながら、『あぁ子供の頃からヤンギで見てたあのNAMM Showでギター弾いてるんだな』と感慨深いものがあり、このステージの瞬間を1秒足りとも逃すまいと目一杯楽しんで暴れて弾きまくった。
『You guys great』『Great show I love it』『Your finger is amazing』など、ライブ後やNAMMショー期間中にライブを見てくれた何人もの人が言って来てくれて、凄く嬉しかったな。
1時間弱ほどの時間だったけど、今でもこの時の画像や映像を見ると胸が熱くなる、ずっと心に残るライブ。
向こうで、ミュージシャンの人にNAMMで弾く為に日本から来たって言うとみんな『え??』ってなるし、日本に居て、日本で活動していながら、今回NAMM Showで弾く機会を設けてくれたTaylorチーム関係者、サポートさせて貰った3人のカッコいいアーティスト、サポートバンドメンバー、全ての皆様に感謝です。
ライブ以外でもNAMMショーの空気を思いきり楽しもうと昼は野外ライブ見たり、各ブースを見たり、夜は会場付近の各ホテルでのライブを飲みながら連日ハシゴ。
色々なライブ観て、これは昔から感じるけど、やっぱりアメリカは楽器も歌もチマチマこじんまりと弾いてないんだよね。みんなギターとベースのアンプからの生音がデカくて良い音鳴らしてるし、生音に負けずにボーカルが歌ってて、空気がちゃんと揺れてるっていうか、しっかり生音が伝わってきてカッコよいんだよね。新人や無名なミュージシャンはみんな必死にアピールして、チャンスを掴もうとしてるし。このNAMMの雰囲気を堪能。
NAMM Showで日本人の知り合いに会えたのも嬉しかったな。『こういうトコで会えるのは嬉しいですね』ってギターのDuranが言ってたけど、嬉しいよね。ちょうど研修旅行に来てたMI-Tokyoの学生達も会えて喜んでたし。
LA
NAMMで過ごした後は、初Uber(めちゃくちゃ便利)でAnaheimからLAへ。
AnaheimからLAへ移動して、学生時代の同期のMichaelの所に数日間お世話になりました。Mikeとは5年ぶりの位の再会かな?合鍵渡してくれて『好きにやっていいからね』って良い感じにほっといてくれて、時間ある時は地元のローカルフードや地ビールの店や夜景なんかに見に連れて行ってくれたり、パサディナやロングビーチの方に連れていってくれたり、アメリカと日本の事、同級生の事とか色々話したり。
ローカルフードや地ビールの店は美味かったし、元々食べ物好き嫌いないし、旅の間はその土地の食べ物を沢山味わいたいタイプなんで、アメリカン、メキシカン、ローカル、フュージョンフード、色々楽しんだな。
Mike宅の人懐っこい猫JOJO、可愛い。
Hollywood
またUberを使って、母校があるHollywoodへも。
気温30度wのLA。暑いけど過ごしやすい。年柄年中これだと変化が無くて退屈するけどw、相変わらず気持ちの良い気候。
15年ぶりにHollywoodへ行き、母校MIに顔出したら、今はMIで先生している同級生にたまたま会えて、一緒にランチ出来たり、昔教わっていた先生にも会えたり、学生時に住んでたアパートに行ってみたり、ギターセンターへ行ってみたり、Hollywoodの街をぶらついてみて、学生時に感じなかった事や気づかなかった事を色々と感じたし、15年ぶりだったので、もの凄く感慨深いものがあった。
HollywoodからMike宅への帰りはローカルを味わいたくて、あえてブルー/グリーンメトロ電車に乗ったら、途中で止まって降ろされたり、ハプニングあって色々面白かったしw...。
沢山の旧友に会えたし、15年ぶりにLA、Hollywoodへ行って、昔じゃ気付かない事、長く住んで居たら感じない事など、久々に行ってみて色々と感じてインスピレーション受けたり...。NAMM、LA、MI-Hollywood…色々と感慨深い良い旅でした。
もっと旅したい。
映像沢山撮ったからまとめよ。
Thank you NAMM2018. I had a great time performing with great Taylor artists. Thank you for the opportunity to rock with you guys at NAMM 2018.
Thank you everyone!!
After NAMM, spent few days in LA... met old friends, visited my school, local food, had fun... Fun LA trip. not even wasted a single min.
Thank you Michael. was so good to see you again. See you next time in JP or LA
NAMM/LA - California Trip 2018
Taylor Guitars Live January 25, NAMM Show 2018
CJ Li
Natsumi Miki
Ai Fujimori
Masaya
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