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4なし

生後3か月。厳密には3カ月と3日である。

まずはミルクの量から。160ミリリットル。ミルクの量に大きな変化はない。寧ろ生後2か月の時よりも飲まないことがあるくらいで、これは満腹中枢の発達によって、満腹を感じることができるようになったから、と育児本で読んだ。ミルクの吐き戻しはほとんどなくなった。

げっぷもスムーズに出るようになった。延々とトントンせずとも2,30秒で出してくれる時がある。新たなげっぷの出し方を試していて、床なり膝なりに娘を座らせた状態でげっぷをさせる。抱っこしなくてもいいので楽だ。これは首が安定したからこそ可能な技です。前回の3なしで書いたように首が座ることでげっぷもさせやすくなったわけ。レボリューション(エボリューション?)。首が座ると色々なことが楽になってくると前回書いた通り、ね。

では、首はどのくらい安定したか。正直、3なしの時と大きな変化は感じない。でも、言われてみればだいぶしっかりした気もする。2なし~3なしの時ほど劇的ではないだけのこと。

身長や体重についても、2なし~3なしの時ほど大きな変化をやはり感じない。でも確実に重くなっている。身長も伸びている。今まで着ていた服のサイズが合わなくなって捨ててしまった。おむつもSサイズだと履かせるときにちょっときつい感がある。次買う時はMでもいいかなあ。

成長曲線としては、一旦生後三か月あたりで落ち着くみたいなことを育児本で読んだ。育児本やネットにある月齢ごとの赤ちゃんの発達状況って何度も目を通してしまう。これからどんな風に成長していって、今どの位置にいるのか確認できるのがいい。

笑うようになった。もはや微笑みというレベルではない。声を出して笑う時もある。これはすごい。3なしの時にこう書いた。

育児書で読んだが、笑いには2種類ある。①生理的に顔が引きつって起こる単なる神経反射の「笑いもどき」、②それとは別の「社会的微笑」。わが娘は明らかに僕の表情や呼びかけに反応して笑っているので、②の社会的微笑を身に付けたことになる。すごいぞ!とか言って、ばか親の勘違いで実は①だったら笑える。

声を出して笑うようになる前に社会的微笑の段階を踏むはずなので、やはりあれは②だったのかもしれない。

反応があるから話し掛けたり遊んであげていてこちらも楽しい。クーイングもだいぶ進んできて、色々な音が出せるようになった。歌をうたってあげたり、手遊びをしてあげると、笑い声やクーイングが返ってくる。

「おふねをこいで」が好きみたいで、これは上の子の時もよくしてあげていたのだ。僕の十八番である。

アクシデントの発生は思い出す限りない。イベント事としては数日後にお食い初めを控えている。生後100日かあ。

そういえば先週、娘を連れて帰省した。妻が上の子(息子)を連れて妻の地元の九州へプチ旅行していたので、そのあいだ僕は下の子(娘)を連れて実家の山梨へ。帰省中の一週間は実家の母に育児をヘルプしてもらったから、今月は四分の一を母に頼って、育児チートだった。でも本当に助かった。息が詰まっていたから、リフレッシュになった。こういう時間は大事だ。そういえば遠出を娘は初体験で、山梨行きの特急電車でトラブルが起きないかひやひやしていたが案外すんなり移動できた。行きは妻が、帰りは母が付き添ってくれた。

そうそう、区の補助制度を使ってシッターを頼んだ。妻が友人の結婚式に行くあいだの数時間、娘をシッティングしてもらった。コスパが良く、ギリギリになっても予約できる融通の利くシッター制度で、対応も丁寧だった。とてもいい補助制度だ。ありがとうB区。有効期限付きの紙の割引クーポンで、結構な量があるので有意義に使い切ろうと思う。

さて、肝心の睡眠時間。3なしの時はきっかり3時間毎に夜中起きていたが、今は予想通り睡眠時間が伸びて(祝!)昨夜は21時、24時、4時30分、7時30分だった。すごいなー。結構睡眠を取れている。24時~4時30分とまとまった時間があるのは大きい。睡眠不足解消の光が見えてきた。ここから娘が動き回るまでは小休止が訪れる、はず。

妻と自由時間を交代で取るという作戦はうまく機能している。いまはお互い週に1日だが、もう少し増やしてもいいかもしれない。

目まぐるしい3カ月だった。やはり3カ月でちょっとひと段落、という区切りはあるかもしれない。



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