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【クールジャパンデータ&デジマケまつり2022を振り返る!】データの力で日本文化を世界へ〜日本酒や日本茶に見るニッポンのポテンシャル〜

【クールジャパンデータ&デジマケまつりDay 1 オープニングスペシャルトーク】

クールジャパンデータ&デジマケまつり2022、オーガナイザーのSHINOです。クールジャパンデータ&デジマケまつり 2022、無事に終えることが出来ました、皆様有難うございました。
https://www.cooljapan-digitalmktg-festival.com/

少しずつ各セッションを振り返って行きます。

初回は、Day1のオープニングにお越しいただいた中田英寿さんとのトークを振り返って行きたいと思います。

テーマは、「日本文化を世界へ 〜日本酒や日本茶に見るニッポンのポテンシャル〜」

サッカー元日本代表として活躍され、現在は日本の伝統文化を世界へ広める活動をされていらっしゃる中田さんをお招きし、日本文化を世界へ発信する際の課題や可能性を伺いました。

日本酒や日本茶、その他日本の伝統文化はどう評価され、世界からどう見られているのか、またビッグデータやデジタル技術はそういった日本の世界観を伝えていく上でどう貢献できるのか。

日本酒や日本茶といった伝統産業には海外展開に大きなポテンシャルがあると中田さんは言います。業界全体の現状の仕組みや課題をデータを活用して把握し、長く受け継がれる新しいサステナブルな仕組みを作り業界全体が正しく潤う世界を目指すと話されていました。

SAKEブロックチェーンを開発し、酒蔵さんとエンドユーザーを、海外を跨いでも繋げる仕組み、安心安全に消費していただける情報の流通を実現、また正しく商品が流通するために、温度管理や流通経路もブロックチェーンに書き込みトレーサビリティも担保していくということで、まさにこれは日本酒に限らず日本茶も、そのほかのあらゆる伝統産業に横展開できる仕組みだと中田さんは仰います。

これは、偽造品流通の抑止力にもなります。ラグジュアリーブランドのLVMHなども既に開発し導入を進めてますが、2次流通まで含め偽造品でブランド毀損につながらないこともブロックチェーンを活用すると可能になります。

デジタルを駆使した情報発信という観点では、Sakenomyという日本酒情報掲載アプリを開発しリリース。日英のバイリンガルで日本酒を検索、その日本酒のツールを知ったり、料理とのペアリングなども知ることができます。

現在、中田さんは自身の日本酒ブランド、日本茶ブランドも開発中、これらもたゆまぬデータ分析から世界で勝てるブランド作りを実行、ジャンルごとに料理に合う日本酒、食事中に飲んで美味しいお茶ということで、世界に展開できるブランドを目指されています。

1時間の収録、とても楽しかったです。(正直緊張はしましたが、中田さんが話を盛り上げてくれて徐々に緊張がほぐれました)
中でも印象的だったのが、何かを始める時の姿勢と言いますか、徹底的に調べて、データを分析し、納得いくまでこだわり抜く凄さというところと、
業界全体が100年続く新しい仕組みを作り関わるみんなが潤うことが重要と、抽象度の高さに驚かされました。
このような姿勢がサッカー選手としても超一流になれ、それ以外の分野でも事を成していく人の姿勢なのだなと、対談をさせていただきそのオーラを浴びることができました。

中田英寿さん、今回はオープニングトークをお受けいただき誠にありがとうございました。

※ 今回の動画については、基本アーカイブ配信はございませんが、ご興味のある方はイベント事務局までお問い合わせくださいませ。


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