伊都国平原王墓(遺跡)と太陽信仰ネットワーク
古代の太陽信仰ネットワークの絆みたいな話。
北九州、福岡では、
大和政権前の古代太陽信仰ネットワークの
絆を表すような痕跡が見えると思っています。
糸島(伊都国)の女性シャーマンの墓と考えられている平原王墓は目を見張るような発掘、そして博物館での展示が見られます。
↓こちらの記事も参考に、よかったらお読みください。
女性シャーマンが眠っている棺⚰️には
天然の水銀から精製された朱が塗られています。
この赤、太陽やら、突きつめると魂の永遠性を表しているように感じます。
また、棺も、
太陽が昇る方向に生殖器が向けられる。
まるで、太陽のような連続的な蘇りを願ってるようです。
天然朱でピンと来るのは佐世保です。
縄文の勢力が水銀を発掘している痕跡があり、
近くの縄文遺跡では縄文人の骨が発掘されています。
たぶん、大陸の勢力と交易してたんでしょうね。
また伊都国は呪術的な意味合いで、極めて水銀朱の活用が活発だったことから佐世保の縄文勢力との結びつきを感じます。
これはおそらく海を拠点にした太陽信仰ネットワークの深いつながりを感じます。
さらに感度を高めると邪馬台国を含む太陽信仰ネットワークです。
伊都国の平原王墓は太陽が昇る位置から暦の役割を果たしている。
佐世保の九十九島も、
入り日の位置から、
暦のような役割を果たしている。
ある意味、天文観測拠点なんです。
この感じ、
磐座や縄文祭祀につながる感覚で、時を超えて、
伝わってくるメッセージがあるような気がします。
九十九島を望む船越展望所には
こんな看板があります。
伊能忠敬は日本地図をつくるために、
佐世保の九十九島近辺に来て測量をしており、
その時、67才。
またこの看板で伊能忠敬が九十九里浜出身ということを知りました。
僕はこの看板を見た日に九十九荘という宿に泊まっていたので、一度、九十九里浜に行こうと決めました。
そして、その旅に出たのがちょうど1年前の今日。2023.5.23
今日、これを書いているのも不思議な巡り合わせだと思います。
日本の古代の太陽信仰ネットワークは
掘れば掘るほど不思議です。
家のすぐ近くの縄文遺跡から出土した遺物です。
これも古代の太陽信仰ネットワークの痕跡だと思っています。
すべては、
自分の中にある永遠の創造性を掘り起こす
ような内的な旅なのだと感じます。
いよいよ、
その意識ネットワークそのものが蘇る、
その時が来ている気がします。
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九十九里浜の日の出🌅