アサちゃんの本
noteの読書感想文投稿コンテスト「#読書の秋2020」
課題図書をつらつらと眺めていたら、
目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) 伊藤 亜紗 著
が目に入った。
アサちゃんの本ではないか!
いえいえ、伊藤先生とは知り合いでもお友達でもありません。
名前がおんなじで、漢字まで一緒の「亜紗ちゃん」が可愛がっている親戚にいるのです。
それで勝手に親近感をもって(自分より、年上かもしれないのに)「亜紗ちゃん」と呼んでるわけです。
そんなわけで、題名から内容が気になったこともあり、Amazonで発注しました。
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」
この題名で思い出したのは、京大の准教授である塩瀬隆之さんのウェブ上で見つけたコラム
視覚に障害のある方々との美術鑑賞についてのお話です。
なぜ塩瀬先生に興味を持ったかというと、
京大では市民にもひらかれた無料セミナー等をいくつか実施しており、
数年前に人文研でひらかれた連続講座のひとつの講師として、先生が登壇したからです。
ひとめ見て、姿、立ち居振る舞い、ファッション、しゃべり方
とても頭が良くて変わっていておもしろいひとだと感知しました。
そのときの話は「京大光線ってなんだ?」からはじまる、X線にまつわるお話でした。
わたしたちの認知についても触れて、とてもおもしろかった。
で、興味を持った塩瀬先生について調べて、
その話を何年かたって、仕事でかかわりのあった研究者の方に話したところ
「あ~、塩瀬くん?あ、その本、わたしも共同でだしましたよ」
と言って、「科学技術Xの謎」(そのころ、「容疑者Xの献身」がはやっていました)
をくださいました。
その塩瀬先生の話から興味を持った目の見えない人の世界…
伊藤亜紗さんは、どのように書かれているのでしょうか。
さっそく届いた本を読むのが、たのしみです。