#81
本来なら「安定期!!!」とか言って、
妻の妊娠を知人各位にご連絡差し上げるところなんですが、
今朝は彼女の手術に向かうバスに乗っています。
妻とご家族のグループラインでふざけ散らかしているのは、
真面目に飲み込まれないように努めているから。
「左手持ってっていいよ」と言ったのもあながちジョークではなかったり。
何で一ミリも助けになれないんだと。これは本当に。
医者を目指すエピソードに上がりがちな「身内の不幸」もまた、人ごとではないなと感じました。
歯痒い。
着いて、縁起を担いでカツサンドを急いでほうばって妻のいる階へ。
来たは良いけれど、僕の居場所という居場所は用意できません。このご時世柄でしょうかね。
エレベーターを降りてすぐのところにある臨時のスペースらしきところに、
そっと置かれた椅子の上(ヘッダー参照)におとなしく座っております。
歯痒さ倍増。
更には妻が財布と携帯を渡しに来たのですが、その後は何をすることも出来ず、手術室に送るのみでした。
扉が閉まるときの妻の顔がこびりついてしまった。
そばにいてあげたい。
がんばれ。
先生もがんばれ。たのむ。
3時間半。
産婦人科フロアだろうから、赤子たちの声が響いたり、
「おめでとうございます」の声が聞こえたりするところでポツンと一人でしたので、
あっという間でしたが、妻の手術が終わったとの報。
看護師さんと、妻の居るフロアまで移動しまして、お出迎えへ。
無事、終わったそうです。
良かった。
お医者さんから「見ます?」と言われたんですが、何と言ってるのかわからず三度聞くらいしてしまいました。
摘出したものを見せてくださいました。ウィキで見た通り髪の毛やら脂肪やらが採れておりました。
お子の居場所とブッキングしてるところを丁重に作業してくれたとのことで、
先生も汗だくでした笑。
ちょっとポップな感じでしたが、お医者さんらしい方でした。すごい仕事だ。
ありがとうございました。
現状では異常はなく、お子も元気なようだとのことですが、
妻のお腹は「張る」だろうとのこと。
暫くは入院したまま様子を見ていただけるので、そこは安心ですね。
一先ず。
良かった。
良かったです。
今日はこんなところで。
手術中、漫画を読んだりSNSをみたりしていましたが、
何とも心がふわついたまんまで夢の中のようでした。
今も何とも夢見心地。
少しだけ会えた妻の目がまた涙目だったのが唯一印象的で、
直接甘やかしてやれないのが悔やまれています。
案の定、すぐ様追い出されてしまったので帰っているんですが、
外は外で変な雨。台風の影響ですかね。
ちょっと疲れたので昼寝でもしようかと思います。
それでは本日も、お疲れ様です。