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ドラマチックと程遠い連休
7回目のベルで受話器をとった君はおじさんになり。受話器がなくなった時代の僕らは光る受話器のマークをスワイプする。
ここは「僕ら」ですね。普段文章に使うことのない「僕ら」
今でも電話のマークとして使われている黒電話っぽい形の受話器。あまり目にしたことのないまま、それはそれで電話のシンボルとしてのみ存在しつづけるのか。(といっても最近は携帯電話のマークを使うことが増えたけど)
他にも無数にある、もう存在しないものの残骸のようなマークや言葉。下駄のない下駄箱とか、筆の入ってない筆箱とか。
形は消え概念だけが残るっていうか。
できれば月に1度、週末を夫と子供だけで夫の実家に帰ってもらうという家庭内の約束をがありまして。この約束が、この日曜から月曜にかけて実行された。このところマンガを描いていたのはそのためです。時間があったからです。
私の場合ですが、マンガを描くってイラストを描くより3倍くらい時間がかかるんですよ。面白い?って読んだ人全員に聞きたくなります。誰かこの話を私の絵でマンガにしたいっていう人いたらコラボというか分業にしたいです。
マンガを描き、ドラマとドキュメンタリーを見て、公園に散歩に行くというドラマチックと程遠い、ロマンチックのかけらもないそんな連休。いつもの仲間たちと馬鹿話もできたし、いい休み。
明日から平常運転。
ターゲットを絞らないノートです。