2023年、絶対に来るネクストブレイク芸人予想
「第七世代」から始まった霜降り明星を中心としたお笑いブームが、千鳥、かまいたちとバトンを渡しながら、またメンバーを一部変えて新たなシーズンに入ってきたように思います。
テレビだけの盛り上がりに留まらず、Netflixでの「名アシスト有吉」、「内さまワールド」、「トークサバイバー 」、DMM TVでの「大脱出」、「インシデンツ」など配信でもバラエティコンテンツが充実してきました。(アマゾンプライムビデオはすっかりバラエティ番組の配信が減ってしまったのですが、あまり採算の取れない部門なのでしょうか…。坂上忍が海外でバカ遊びするバラエティやドキュメンタルなどの新作、楽しみにしてますよ…!)
そしてお笑い界には新しいニュースが続々届いています。今日はお笑い界に吹く新しい風と共にネクストブレイク芸人候補についてまとめてみます。
東京進出勢
2023年4月からマンゲキ所属のロングコートダディ、ニッポンの社長、マユリカ、シカゴ実業、紅しょうが、マルセイユの東京進出が発表されました。更にTHE SECONDを勝ち抜いたガクテンソクも東京進出。
この中でブレイクが一番近いのはロングコートダディでしょうか。キングオブコント、M-1で強烈な印象を残し、最近はテレ朝を中心に様々な全国区のテレビでも活躍しています。兎のふてぶてしくて可愛いキャラクターは、ドッキリでもトークでも光ります。堂前はいずれ日本のお笑いの中心に登り詰める存在だと思うので、今は自分のペースで楽しんでほしいなと願っています。
そしてマユリカ。度々このnoteでも取り上げていますが、間違いなく次世代のちょこっと嫌〜なスターです。口を開けば愚痴と舌打ちばかりの阪本、30過ぎても好奇心旺盛で行動力がキモい中谷。この冴えない男子校生のようなキモキモコンビが赤裸々に生きている様子が大好きです。
絶対後悔しないので、彼らのpodcastsをぜひチェックしてみてください。JAPAN PODCASTS AWARDSという仰々しい賞にもノミネートされており、面白さは折り紙付きです。
東京進出勢からは、特にロングコートダディとマユリカのブレイクを予想します。
THE SECOND
以前のnoteで決勝進出間違いなしと書いた三拍子と磁石がまさかの予選敗退。磁石佐々木はトークネタの宝庫なので、絶対テレビにハマると思うんですけどね。
残った32組のメンバーを見ると、認知度が高いかは審査に含まれなかったようですね。YouTubeが人気のジャルジャルやタイムマシーン3号、すでにブレイクしたなすなかにしや三四郎、レッドカーペットで活躍したフルーツポンチや超新塾、COWCOW、インポッシブルらの選出は意外でした。
「実力や才能はあっても、出場できる賞レースがないため、ブレイクのきっかけが見出せない」という大会のコンセプトにはあまり沿わなかったのかなと思います。
ここから更に絞られて、テレビで漫才披露できるのは8組だけだと考えると、相当狭き門です。Hブロックは全組テレビに流してほしいくらいの豪華さ。
THE SECONDをきっかけにブレイクする芸人として、囲碁将棋を予想します。優勝の可能性すらあると思います。でも来年こそ三拍子と磁石が見たいですね。
深夜のハチミツ
フジテレビで新たなバラエティが始まります。
めちゃイケやはねトビ、ピカルの定理など、これまでフジテレビが輩出してきた軍団テレビの新作です。ここから新たなスターが生まれるかもしれません。
若手でここに出るメンバーを考えてみました。
清川雄司、鈴木バイダン、さきぽん、村民代表南川、寺田寛晃、青色一号、タイムキーパー、爛々、天才ピアニスト、チェリー大作戦、たくろう、ダブルヒガシ、こゝろ、ファイヤーサンダー、パンプキンポテトフライ、センチネル、演芸おんせん、人間横町、ひつじねいり、きしたかの、サスペンダーズ、侍スライス
若手芸人だけをずらっと並べても層が厚くて豪華。今のお笑いブームを劇場で支える強力なメンバーです。
中でもネクスト・ネクストブレイク芸人として、今年のR-1敗者復活やABEMA TVの Japan's Got Talentで活躍した清川雄司を推します。
このネタ動画を見ると分かるのですが、観客を取り込もうとしてこない歪な引きの芸です。観客との掛け合いも視線のぶつかりも少なく、殻に閉じこもって自分の特技を淡々とこなす。ギャグはナンセンスで観客を置いてけぼりにしておかしくないのに、気がついたら引き込まれています。
ちょっと時間はかかるかもしれませんが、間違いなく売れる芸人だと思います。応援しています!
まとめ
東京進出勢からロングコートダディとマユリカ、THE SECONDから囲碁将棋、若手芸人から清川雄司のブレイクを予想します。
2023年度もお笑いを楽しみます!