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#R-1グランプリ2024 の決勝を妄想する

R-1グランプリの芸歴制限がなくなるそうです。

「夢がない」と今年散々いじられたR-1グランプリですが、芸歴10年以内という縛りがなくなれば、燻っているピン芸人や実力はあるのにいまいちテレビで活躍できない漫才師やコント師にとっては微かな光になりそうです。

そしてネタ時間が3分から4分に伸びるというニュースもありました。これは一人コントには追い風になりそうですね。

今日は、R-1グランプリに初進出してほしいメンバーを妄想します。

4000年に一度咲く金指

芸歴制限のルール変更さえなければこの2、3年でとっくに優勝していた芸人だと思っています。ネタは狂気を孕んでいるのに、最後の一言まできっちり練り上げられた小説のような完成度。自分の中に理想のコントの形があって、その形にきっちり仕上げる職人タイプのコント師です。

この人のYouTubeチャンネルにあがってるネタ、本当に全部面白い。「世にも奇妙な物語」や「ストーリーランド」などちょっと後味の悪いドラマを見たい人にはとてもおすすめです。

設定からオチまで全てが素晴らしくて、抜群に演技が上手い。フリの部分で演じる小市民が次第に狂気を帯びていき、最後は客席から悲鳴が上がるほどの展開を持ってくる。

一人コントはフリでどれだけ「普通」を演じられるかが鍵で、そこから逸脱していく振れ幅が面白さに繋がる。最初から最後まで狂人だと観客を惹きつけられない。こういう人いるな、という共感される普通の人から始まるから、狂人になった時に笑いと悲鳴が起こる。

この天才を発掘して初めてR-1グランプリに箔がつくと思います。

一度地上波に出れば、猟奇的な役者としても、作家としても十分活躍できる能力があると思います。私は4000年に一度咲く金指をR−1グランプリ2024の優勝者に予想します!


ちぇく田

粗品のロケというYouTubeチャンネルで、粗品が面白いと思う先輩として出てきたちぇく田。霜降り明星のラジオでその存在は知っていたけれど、実物の面白さは半端じゃありませんでした。

ネタはエピソードトークを中心とした動画を選びました。優しい口調と裏腹に切れ味鋭い視点と言葉たち。この動画一本で十分に面白さが伝わると思います。粗品のロケのおかげでお笑い界隈の知名度は爆上がり。もし出るなら予選から死ぬほどウケるんじゃないですかね。未見の方は、粗品のロケも含めてぜひチェックして見てください。

今年も霜降り明星が司会を務めるなら、ちぇく田とのやり取りが今から楽しみです。行け!ちぇく田!


友田オレ

本noteでもしばしば紹介した友田オレ。今年はABCグランプリでも大活躍しました。

芸歴制限が撤廃されてなお、決勝進出を期待してしまう面白さ。歌のうまさ、大喜利力の高さ、まとっている雰囲気、どれをとってもR-1グランプリの舞台に映えると思います。

以下で紹介しています。

鈴木バイダン

踊るキネマを解散してピンになり、さまざまな相方とM-1グランプリに挑戦している鈴木バイダン。

肉厚で耳に残る声、インパクトのあるビジュアル、ツッコミのうまさ、いじられた時の面白さはすでに有田ジェネレーションで証明済み。もっとテレビで愛されるタイプの芸人だと思います。そのためにもぜひ鈴子としてR-1グランプリにチャレンジしてほしいです。


令和ロマン松井ケムリ

Xではインターネットに、Instagramでは街に文句を言うでお馴染みのケムリ。

令和ロマンとしては真っ当にM-1グランプリで活躍してテレビに繋げたいところかもしれませんが、個人の能力がものすごく高いので、ぜひR-1にも挑戦して欲しいです。

ネットニュースのタイトルを読み上げる動画に延々突っ込み続けるネタ、めちゃくちゃ面白いと思うんですよね。


他には優勝候補のSAKURAIを筆頭に、ルシファー吉岡やマツモトクラブ、オジンオズボーン篠宮などベテラン組の活躍も見たいです。

R-1グランプリが楽しみです!


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