松本人志の代役は誰?
前回このnoteを書いてからはや3ヶ月。
状況はほとんど変わっておらず、裁判が今月末に迫ってきています。SNSを見ていると、以前のような松本批判よりは松本擁護の声が大きくなってきた印象があります。ただ、どちら側からも証言はあれど有力な証拠は出てきていません。
裁判の争点は名誉毀損についてなので勝敗はそこまで気になりませんが、週刊誌側からはどれだけ確証に迫る証拠が提示されるかが注目です。
今日は、松本不在となったテレビの代役についてまとめてみます。
代役を立てずに放送したのは以下の4番組。
特にダウンタウンDXは、はっきりと松本の空席を示しました。穴埋めするゲスト司会も呼ばず、席を空けて待っているという力強いメッセージを感じました。
ガキ使もはっきりと空席を示しているのですが、ゲストが盛り上げるので良くも悪くもそこまで不在を感じない印象です。
水曜日のダウンタウンはパネラーを芸人多めにして対応。川島明の起用が多く、浜田と二人きりでのパネラーの説検証SPには厚い信頼を感じました。素晴らしい企画も多く、特にインタレスティングたけしの伊集院光のコメントに痺れました。きしたかのの清春脱出(と不穏な次週予告)も良かったです。
OP映像が少し変わるなどの変化はありましたが、松本不在に関しての演出はニュートラルでした。番組内では特別触れず、特に注釈なく松本出演の過去映像を使い、活動休止前の収録分はそのまま流す。この演出の影には様々な攻防があったのでは、と妄想してしまいます。ニュートラルですがとても愛を感じる放送でした。
代役を立てて放送したのは以下の4番組。
週替わりで探偵が局長代理を務めるという形のナイトスクープ、バカリズムがチェアマン代理を務めたIPPONグランプリは、どちらも代理を強調していました。復帰を望んでいる、という姿勢が見えました。
反対に、番組名を変えて代役を立てたのは2番組。
人志松本の酒のツマミになる話は、酒のツマミになる話に改題して千鳥大吾をメインに据えました。番組セットの絵画も大吾に変更。この番組のメインに相応しいのは大吾しかいなかったなと思うのですが、すごいスピード感で変わった印象でした。
まつもtoなかいは、だれかtoなかいに改題。改題後初回ゲストの二宮が残る形で二人MC体制に落ち着きました。
タイトルを含めてMCの変更が行われたのはフジの2番組で、今回の問題を重く受け止めた会社の姿勢が見える対応でした。同じフジ系列のIPPONグランプリでバカリズムが度々口にした「代理ですから」という言葉で受けた印象とは異なり、はっきりと決別した印象です。
現状未定なのが以下の番組。
すべらない話は最後の放送が2022年の1月で、フジ系列なのでこのままなくなりそうですかね。
フジの対応を見ていると、THE SECONDのアンバサダー復帰も厳しそうです。ベテラン漫才師たちがこの人に漫才を見てもらえたら嬉しいという代役、他に誰かいますかね。ビートたけし、爆笑問題、中川家、あたりでしょうか。
あるいはアンバサダーなしで今田・東野のダブルMCでもいいですね。(あれ、ものまね紅白歌合戦?)
以上、松本人志活動休止に伴う代役についてまとめてみました。
明確な代役となったのは、千鳥大吾と二宮、そしてバカリズムでした。他の番組は空席のまま、あるいはゲストを立てての放送になりました。
会社として松本にはっきりNOを出したのはフジで、あとは復帰を待ちながら番組を継続していくようです。
引き続き、裁判の行方について見守りたいです。
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