
Myドラえもんツイート総集編
ドラえもんについて過去に書いたツイートをまとめました。
ドラえもんに「眠れぬ夜に砂男」という話があって、不眠症の人にいくつも眠れる道具を出すんだけど効かなくて、実は夢遊病だったというオチ。その中で出てきたのが砂男。目に砂を入れると眠れるというどこかの言い伝えを道具にしたものだが、デザインが紙一重で良かった。発禁カルピスの黒人みたいな。
— ニンパイ (@shinobuk) March 10, 2010
ドラえもんの秘密道具はニーズをアイデア化したものだ。素晴らしい。
— ニンパイ (@shinobuk) May 6, 2010
今日貼ったスネ夫の自慢話の中の“「月に雁」?あの有名な!一万八千円もしたって?”という三者のセリフは一文字違わず覚えていて、最後のセリフのフキダシ内行変換が「円」の後「も」の前だったため、「もした」という言葉があると思い込んだ子供の頃。僕はドラえもんで育った子でした。
— ニンパイ (@shinobuk) July 23, 2010
ドラえもんの第一話で、セワシくんが「今年のお年玉はたったの50円」と言ったけど、未来が猛烈なデフレだったということは考えられないか。
— ニンパイ (@shinobuk) October 26, 2010
ドラえもんの道具だが、未来のデパートから取り寄せたという設定になっている。つまり商品なわけだが、メーカーによる競合はないのかと思ってしまう。どこでもドアひとつとっても、いくつかのメーカーが参入して商品力を競っていてしかるべきだ。
— ニンパイ (@shinobuk) April 14, 2011
確かに「みんなみんなみんな叶えてくれる」ドラえもんは、教育上良くはないよなあ。
— ニンパイ (@shinobuk) July 27, 2011
ドラえもんでもっとも凄いのは、必要な道具をすかさず取り出せる検索能力だろうな。
— ニンパイ (@shinobuk) August 29, 2011
憎しみという感情は少々微妙で、ドラえもんのどくさいスイッチや死刑制度のごとくに、相手がこの世から消え去れば満足かというとそれもちょっと違う気がする。憎んだ相手にはきっと、変わって欲しいのだ。変わり果ててだめになって欲しいのだ。それで初めて溜飲が下がるのではないか。
— ニンパイ (@shinobuk) December 6, 2011
ドラえもんの一コマで、スネ夫の切手自慢に「『月に雁』?あの有名な!?」とそこにいたみんなが驚くシーンがあったと思うけど、考えてみれば教養のある小学四年生たちだよな…。
— ニンパイ (@shinobuk) December 14, 2011
ドラえもんで育った子供だったので、フキダシの中に句読点があるのに慣れていた。
— ニンパイ (@shinobuk) January 16, 2012
あと、ドラえもんの道具には機能的に重複してるのが見られるのもなんかリアル。例えばスモールライトとガリバートンネルは違う会社が作ってそう。
— ニンパイ (@shinobuk) June 12, 2012
小学生の頃、片倉陽二「ドラえもん百科」にタイムマシンのメーカー希望小売価格が確か2億円とあって、それを読んだ友人と「1億ずつ出しあって買おうぜ」みたいな話をした記憶が遠い頭の片隅に
— ニンパイ (@shinobuk) July 19, 2012
ドラえもんという異者をすんなり受け入れる野比家の家族もすごい。ドラえもんを絶対に受け入れられないお母さん、というテーマで最終回まで引っ張れるくらいのものはある。
— ニンパイ (@shinobuk) August 22, 2012
ドラえもんって自分が知識を持っているというよりも、知識を得るための方法を知っているという感じだよね。非常にインターネット的だと思う。
— ニンパイ (@shinobuk) September 17, 2012
「ドラえもん、部屋の中が夏に涼しく冬に暖かくなる道具を出してよ」「のび太くん、そんな暮らしは人間の分に過ぎるってもんだよ」
— ニンパイ (@shinobuk) September 20, 2012
「国連事務総長」という言葉を初めて見たのはドラえもんか何かだった気がする。
— ニンパイ (@shinobuk) February 27, 2013
ドラえもんは「カナヅチに泳ぎを教えることなく毎回毎回浮き輪を与えるロボットの物語」かな。
— ニンパイ (@shinobuk) April 23, 2013
「マンガ夜話」でも指摘があったけど、ドラえもんって目があんなに顔の上にあって、顔に対する目のサイズも小さくて、でもなんとなく可愛さを感じさせる印象になってるのが不思議だ。キャラクターの顔は子供に近いほど愛らしくなるというのが定石だから。
— ニンパイ (@shinobuk) May 10, 2013
実を言うと「ドラえもん」に出てくる出木杉くんの名前を、最初「出杉」くんだと思い込んでいた。「出木杉」なんていう名字はさすがにちょっとと思ったからだが、考えてみれば「出杉」という名字だってなかなかだ。
— ニンパイ (@shinobuk) May 16, 2013
ドラえもんとセワシのやろうとしていることは航時法に抵触する犯罪ではなかろうか、という思いが拭えないでいる。どんな交通手段で行っても目的地に着く、というあれも詭弁っぽいし。
— ニンパイ (@shinobuk) August 10, 2013
ドラえもん世界が牧歌的だなと思うのは、空き地がコインパーキングになってないところ。
— ニンパイ (@shinobuk) October 11, 2013
ドラえもんの配色って、ガンダムと同じだよね。
— ニンパイ (@shinobuk) October 21, 2013
ふと思ったけど、野比家におけるドラえもんのポジションは、おじいちゃん。孫ののび太が泣きつくと、なんだかんだ言って最終的には「しょうがないなあ」と叶えてあげる、甘やかしすぎのおじいちゃん。
— ニンパイ (@shinobuk) October 31, 2013
タケコプターが初出では「ヘリトンボ」だったり、ドラえもんのしっぽは引っ張るとスイッチが切れるパターンと透明になるパターンがあったり、のび太のお母さんの名前が2種類あったり、長期連載につきものという感じのブレはいくつかある。
— ニンパイ (@shinobuk) November 5, 2013
チェコスロバキアと「ぼくドラえもん」は似ている。
— ニンパイ (@shinobuk) February 24, 2014
のび太の部屋の押し入れはドラえもんが常駐できるくらいガラガラだし、机の引き出しもタイムマシンの出入り口に使用して差し支えないくらい収納として機能してなかったわけだし、そもそもあの部屋はぐうたらと言われる小学生の部屋にしては異様に整頓されていて、実はのび太は断捨離の達人ではないのか
— ニンパイ (@shinobuk) March 12, 2014
やあ、ぼくドラえもん。のび太くんを徹底的にスポイルするために未来からやってきたロボットだよ
— ニンパイ (@shinobuk) March 13, 2014
即興でドラえもん迷路。ルートが適当過ぎるw pic.twitter.com/lLZKZJfWW2
— ニンパイ (@shinobuk) April 13, 2014
「ドラえもん」が道具を出す際の「しょうがないなあ、のび太くんは…」というシーンで、「そうやって甘やかすからダメなんだよお前がよ」と感じる親心ある。
— ニンパイ (@shinobuk) April 20, 2014
「ドラえもん」のしずかちゃんの名字って「源(みなもと)」なんだよな。清和源氏の末裔かな。
— ニンパイ (@shinobuk) May 30, 2014
「炭水化物」という文字を見るたび、ドラえもんに出て来た道具で、頭の上に煙突つけて石炭を食べて水を飲むと自分が蒸気機関車になれるやつを思い出してる。
— ニンパイ (@shinobuk) August 8, 2014
きんつばと言えば、「ドラえもん」にあった「こ、このきんつばのうまいこと!」だなあ
— ニンパイ (@shinobuk) October 22, 2014
藤子不二雄における人物配置、すなわち「ガキ大将・太鼓持ち・女の子・いじめられっ子(主人公)・異者としてのメンター(ドラえもんなど)」という黄金パターンは、ほとんど小室哲哉進行と呼ばれる定型コード「Am・F・G・C」みたいな「金の卵」という感じ。
— ニンパイ (@shinobuk) November 27, 2014
のび太がジャイアンにいじめられるのはジャイアンがいつもムシャクシャしているからで、ジャイアンがムシャクシャしているのは怒る時にバットで殴ったりする母親に一因があって、ドラえもんはまずジャイアンの家庭を道具でなんとかするべきではなかったか。
— ニンパイ (@shinobuk) February 16, 2015
ドラえもんの登場人物、みなどこかに性格的欠陥を抱えているようで、「七つの大罪」に当てはまりそうな気がする
— ニンパイ (@shinobuk) March 9, 2015
憤怒はジャイアン、怠惰はのび太、傲慢はスネ夫、物欲はスネ吉、暴食はドラえもん、嫉妬はジャイ子で、色欲はしずかちゃんかな。あれはお風呂をいつも見られるってだけか。
— ニンパイ (@shinobuk) March 9, 2015
ドラえもんと言えば、「二人で一緒に入ると後に入ったほうが相手を結婚したいほど好きになる家」というとんでもない道具があって、のび太がしずかちゃんをトロンとさせるのに成功していた、あれはアウトだろう
— ニンパイ (@shinobuk) March 29, 2015
ドラえもんスタンプ、「おれはかあちゃんのどれいじゃないっつーの!」があるんだけど、どういう時に使うんだ。やっぱり母ちゃんに奴隷じゃないって言いたい時か。
— ニンパイ (@shinobuk) September 4, 2015
「粘着ヌンチャク」ってドラえもんの道具にありそうでない。
— ニンパイ (@shinobuk) November 9, 2015
松任谷由実ってドラえもんの声優できると思う。
— ニンパイ (@shinobuk) July 25, 2016
ドラえもん そのポケットで
— ニンパイ (@shinobuk) February 28, 2017
彼を そう 忘れさせて
ドラえもんの繰り出す道具ってのきなみ超ハイテクなのにデザインにサイバー感がないのが特徴で、おそらくプロダクトデザインの思想として一周回ったのではないかと思う
— ニンパイ (@shinobuk) March 7, 2017
あと、ドラッグによる幻覚に「小さな大名行列」という表現があるが、ドラえもんの「ムード盛り上げ楽団」はそれに酷似している
— ニンパイ (@shinobuk) August 27, 2017
ドラえもんは古くからある作品なので、古い時代のステレオタイプな価値観がそのまま残ってるけど、それでいくと妖怪ウォッチのクマが粗暴じゃないのは現代的という印象だった
— ニンパイ (@shinobuk) September 17, 2017
しかしさあ、ドラえもんの道具でこれひとつ!と言ったらやはりどこでもドアだと思う。これが実現したらすごい。ただ各種交通機関の利権問題、またパスポートなどの問題、セキュリティ問題等、クリアーすべきハードルが多すぎて、技術が可能にしても法律の部分でもめそう
— ニンパイ (@shinobuk) October 5, 2017
なんかそういう配色的な理由は結構好き。ドラえもんの体が青いのは、設定では「ネズミに耳をかじられて青くなった」みたいなのがあったが、大人の事情としては「連載誌の扉ページは背景が黄色、タイトル文字は赤になることが多かったことから三原色の赤青黄の残りひとつ、青にした」というのがある。
— ニンパイ (@shinobuk) February 8, 2018
「ドラえもん」に出てくる子どもたちのパーソナリティは、親のタイプによって顕著にその「結果」が出てる気がする。のび太のママはガミガミと粘着的にヒステリックに怒るタイプでのび太は自己肯定感を失ってるし、友人に暴力を振るうジャイアンの母ちゃんは、バットでジャイアンを殴って躾けていた。
— ニンパイ (@shinobuk) March 18, 2018
もしドラえもんがいたら、とリアルに想像した。野比家にはマスコミが押し寄せ、暴徒化した人々が四次元ポケットを奪おうとするだろう。逃げてもネットで特定され、地の果てまで追われる。交通インフラ等すべての価値をひっくり返す力のある道具の価値は計り知れない。僕はどこでもドアください。
— ニンパイ (@shinobuk) August 23, 2018
映画ドラえもん のび太の五・一五事件
— ニンパイ (@shinobuk) October 25, 2018
「犬養のおじいちゃん!ここに青年将校があなたを殺しにやってくるんだよ、逃げて!」
「彼らとて同じ人間、話せばわかる」
「話したってわかんないんだよ!」
みたいなやり取りそれっぽい
「招集スプレー。これを吹き付けられた人には赤い紙が届くんだ。誰もこの招集には逆らえない。大怪我をするか病気になるかしかない」「ドラえもん、それって…」「昔、醤油を飲んだ人もいたよ。その人は肝臓を壊して…」
— ニンパイ (@shinobuk) February 12, 2019
ドラえもんのいた未来で、あれらの総称が「ひみつ道具」という呼称だったとは思えない、のび太の時代の過去に合わせてそう呼んでいるだけではないか。もっと言えば、あれらは未来では日常のツールであって、特別な道具ですらないのではないか。
— ニンパイ (@shinobuk) May 22, 2020
ドラえもんとは、幻覚作用のある投薬機のことだったのでは。
— ニンパイ (@shinobuk) August 6, 2020
空を自由に飛んだ「つもり」。
どこでもドアで世界中に行った「つもり」。
スモールライトで小さくなった「つもり」。
グルメテーブル掛けで御馳走を食べた「つもり」。
「ドラえもん、どこでもドアを出して」
— ニンパイ (@shinobuk) October 17, 2020
「何を夢みたいなこと言ってるんだ」
あと音声認識となってはいるが、人の脳から放たれる信号を感知する機能がついていて、声で行き先を告げるというのは有名無実な「気分だけの儀式」ではないだろうか。つまりどこでもドアは人の無意識に反応する。だから誤ってしずかちゃんの浴室に移動してしまうのだ。あれはのび太の無意識なのである。
— ニンパイ (@shinobuk) August 15, 2014
ジャイアンが空き地で歌っていたのは実はクイーンの「ボヘミアンラプソディ」だったのだが、「ドラえもん」がのび太視点の作品であると措定して、小学生のオーディエンスには理解できなかったので「ボエー」という描写になったという可能性
— ニンパイ (@shinobuk) September 15, 2016
だが未来の人々が自分たちと同時代にあるものに「未来」などとつけるわけがない、ドラえもんは「のび太くんにとっての未来のデパート」と一般名詞的に言っているんだろう
— ニンパイ (@shinobuk) January 24, 2017
キャー!のび太さんの叡智!
— ニンパイ (@shinobuk) November 14, 2016
このへんで。
いいなと思ったら応援しよう!
