ゴリラ一家と旅をした

ポケットモンスター
「愛を語るだけのいっぴき道」ガラル編

初回はガラル図鑑No.001〜003の
サルノリ
バチンキー
ゴリランダー
の3匹。
ポケモンのゲームは、3匹のポケモンの中から最初の相棒となるポケモンを選んでスタートします。
この3匹は初代のポケモンから変わらず草タイプ、炎タイプ、水タイプのポケモンになっていて、御三家とも呼ばれています。
私がプレイしたポケットモンスターソード&シールド(初代ポケモンからのタイトル数で言うと第8世代)の御三家の草タイプ担当が、このゴリラ一家です。
可愛くてカッコよくて、チャンピオン戦までずっとメインパーティでした。
どんな感じのポケモンか、愛も添えながら順番に紹介しましょう。

まず、サルノリ。
見るからに子猿。
図鑑によると体長30cmとのこと。小さい。可愛い。
手にスティックを持って、常に何かしら叩いて音を鳴らして遊んでいるような子です。
最初のポケモンをこの子に決めたのは、何でもかんでも叩いてきゃっきゃしている姿が、当時1歳の娘の行動にそっくりだったから。
可愛いなーと思って選んで旅に出たものの、びっくり、今のポケモンってすぐレベル上がるんですね……!
先頭で場に出してすぐ交代したり、「がくしゅうそうち」持たせたり……なんてしていたあれは遠い過去のこと。
野生のポケモンを捕まえるだけでも手持ち全員に経験値が入る仕様なので、うちの可愛いサルノリは、気づけばあっと今にバチンキーになっておりました。

さてそのバチンキーとの思い出ですが。
実はバチンキーも、気が付いたら進化しちゃっていました。
そのくらい今作のレベル上げはサクサク。
そのサクサクぶりがプレイのしやすさに一役かっているのだと思いますが、悲しいことに、そのせいでバチンキーに関してはゲーム中の思い出はあまりなかったりします。
代わりの思い出として、アニメ版ポケットモンスターの、スティック一本!バチンキー!の回で出ていた、メスのバチンキー。
メスと分かるようにまつ毛が長めに描かれていて、可愛かったです。
アニメのバチンキーはサルノリ(赤ちゃんという設定?)を抱っこして面倒見ていましたが、YouTubeのポケモンキッズの童謡「5匹のサルノリ」でも、やんちゃし過ぎたサルノリの面倒を見るポジションで登場しています。
現実世界のゴリラ同様、群れで家族のように暮らす設定なのかなと感じました。
最終進化系のゴリランダーは群れのボスになることもあるようなので、サルノリの世話役はバチンキーってことなのかな?
(中間管理職……!!)

そして最後、ゴリランダー。
サルノリとバチンキーの面影はどこへ行ったのか。
まごうことなきゴリラ。
そして強さも折り紙付き。
物理攻撃面に寄ったステータス配分で、覚える技がそれに噛み合っているというのもありますが、何よりも、隠れ特性「グラスメイカー」と、特定のアイテムと引き換えに覚えられる技「グラススライダー」の組み合わせが唯一無二。
グラスメイカーは、場に出たタイミングでグラスフィールドを展開できる特性。ぶわあっと草が生えます。
フィールドは他にエレキ、サイコ、ミストがあって、それぞれ効果が異なります。
そしてグラススライダーという技は、グラスフィールド状態の場合、素早さの数値に関係なく先制して攻撃出来るという効果があります。
なお。ゴリランダーは草タイプで、グラススライダーも草タイプの技。
ポケモンのタイプと技のタイプが一致していると、技の威力が1.5倍になります。
さらにグラスフィールド上で使われた草タイプの技は威力が1.3倍になります。
グラススライダー自体の威力は70とそこまで高くないのですが(100%命中する技の威力の相場は80〜100)、これをゴリランダーが使うと色々噛み合ってとにかく強い。ずるいくらい強い。
基本的にはこのグラススライダーで攻める事が多く、一部例外はあるものの、素早さ関係なく先手で攻撃が出来ることになるので、素早さ強化の優先度が下がり、その分更に攻撃面を強化したり、防御面を厚くしたり出来てしまう。

たとえばゴリランダーと、同じ御三家の水タイプ、インテレオンで対峙した場合。
インテレオンの方が素早さが高いので、通常ならゴリランダーは先に攻撃されてしまいます。
インテレオンは水タイプですが、ゴリランダーの草タイプによく通る氷タイプや飛行タイプの技を覚えるので、先に動かれると厄介。
そこでグラスメイカー&グラススライダー。
本来なら後攻になるはずのゴリランダーが、インテレオンより先に殴りかかれます。
ダメージ計算してみたところ、インテレオン側がHPや防御面に何か対策をしていない限り、特性グラスメイカーのゴリランダーが場に出てグラススライダーをしただけでインテレオンは落ちてしまうようです。
決してインテレオンが弱いのではなく、もしグラススライダーを使わずにインテレオンに先に攻撃された場合はゴリランダー側も結構痛い目に遭います。殺意の高いインテレオンなら一撃で落とされる可能性もあります。
ゴリランダーは耐久面も優秀なので、インテレオン側が不利な事に変わりはないのですが…
と、ここまで説明をしておきながら、実は特性グラスメイカーのゴリランダーに関しては、実は自分で使ったことがほとんどありません。
※旅で貰えるサルノリは通常特性「しんりょく」のため。
対戦でよく使われるポケモンなので、まるで自分で使った事があるかのような感覚になっていますが。
それくらい対戦でよく見るポケモンです。
一芸に秀でていて強みがわかりやすいポケモンだからでしょうね。かっこいいし。

さて。
ゴリラ一家は最初のパートナーだった事もあり、長々と語ってしまいました。
最後に、ポケモンキッズ公式YouTubeチャンネルに、「ポケジャムセッション」なる動画がアップされています。
可愛い可愛いサルノリがマクラからトリまでテンポ良くきのみを叩き続け、他のポケモンとセッションするバンドムービーとなっております。
他の曲で続編とか出ないかなーと思っている、個人的にとても好きな動画なので、ぜひチェックしてみてください。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
それではまた。

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