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【育児】子どもの花粉症 5歳~9歳までの経過と対策まとめ(舌下免疫療法2年目)

新型コロナウイルスの影響でヒマな時間ができたので、備忘録も兼ねて今まで行ってきた<花粉症対策>を簡単にまとめてみることにした。

因みに息子には、生後半年で検査で判明した卵・乳アレルギーもある。
(9歳の今、卵は加熱すればほぼ食べられるように。乳も少量なら大丈夫になった。小学校の給食では除去対応してもらっている)

これまで行ってきたこと
【5歳】 アレルギー検査で花粉症が判明
【6歳】 6スポット治療のため耳鼻科通院開始
     結膜浮腫のため眼科通院開始
     鼻うがい開始(継続中)
【7歳】 舌下免疫療法「シダキュア」服用開始(継続中)
【8歳】 カルピス社「アレルケア」服用開始(継続中)
その他、自宅のお茶をルイボスティーに変更。小麦の摂取を減らす。など

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写真は5歳の時に行ったアレルギー検査結果。因みにこの1年前に行った検査では、花粉やダニの反応はでなかった。数値だけを見ると「そうでもない」という印象だけど、個人的には数値と症状は比例しないと思っている(実際食物アレルギー検査の数値も、劇的に低くなっているのに症状はまだ出るので)。

【5歳】2016年3月 福島旅行で鼻水が止まらない
食物アレルギーがあることもあってか、もともと粘膜が弱いようでしょっちゅう鼻を垂らし、冬は毎週のように小児科で鼻を吸ってもらっていた。

この年の3月、夫と息子と2泊3日で福島に旅行へ。旅行中、滝のように透明な鼻水を垂らし続ける息子。旅行から帰ってきたらぴたりと症状は止まった。

アレルギー検査で花粉症が判明
花粉症を疑い出したのは、旅行から帰ってきてから。
かかりつけの小児科医に相談すると「アレルギーマーチ」の話をされた。検査前に「ほぼ花粉症だろう」と言われ、結果はその通りだった。

あの透明で滝のような鼻水の原因が分かってほっとしたのと同時に、沸き起こった「勘弁して」という気持ち…。

随分楽になったとはいえ、日々の食事や保育園へお願いするアレルギー対応と定期的な通院で、兼業の私のキャパはいっぱいだった。ひどい母親だ。

【6歳】2017年2月末 伊豆旅行でアナフィラキシー症状
保育園のお友だち家族数組と、四季倶楽部で宿を貸し切って伊豆へ1泊旅行に出かけた。

宿での夕食後、30分くらい経った時にだんだんと息子の目が腫れあがり、顔とお腹を中心に発疹が現れた。
息苦しい様子が見られなかったので病院には行かずに、安静にさせて患部を冷やすと30分程度で腫れはおさまった。

こういう時、息子は決して泣いたり慌てたりせずいつも地蔵のようになる。

思い返せば福島も伊豆も、宿はスギに囲まれた山の中にあった。
伊豆に関しては、スギだけでなく昼間に布団の上で遊んで埃をたくさん吸ってしまったこと(ダニも)。夕食のハンバーグ(つなぎの卵)を食べてすぐに走り回って体温が上昇したこと。

そんな複合的な要因が重なってしまい、症状が出てしまったのでは、と今は思う。

2017年12月 「6スポット治療」と「鼻うがい」開始、目に症状が現れだす
この頃私が副鼻腔炎を再発し、WEB検索しまくって辿り着いたのが、某耳鼻科で行っている「6スポット治療」。

副鼻腔全体、子どもの花粉症にも効果があるということで多い時で週に3日程、電車に20分乗って息子とその耳鼻科に通った。

薬をつけた細い綿棒を鼻腔奥に突っ込み、上咽頭だけでなく色んなところをぐりぐりされる。子どもは治療中毎回泣き叫んだが、不思議と通うのをいやがらず本当にがんばった。私の方が通うのに躊躇するほど痛かった…。

ご褒美と称して、いつも治療後に病院近くのタリーズでおやつを食べて帰ったことが、ちょっとは後押しになったのかもしれない。

自宅では、家族全員「ハナクリーン」で鼻うがいをするのが日課になった。
3月には眼にも結膜浮腫の症状が現れ、週1の眼科への通院もプラスに。
フリーランスとはいえ、予約が取れない病院へ週に3日通うために予定を調整することはそこそこ大変だった。

息子が楽になるためなら、という思いだったが当の本人は何度言っても、「遊ぶのにじゃま」と、マスクも花粉対策用の眼鏡も嫌がってしようとしない。

「とにかく花粉を体内に入れてはいけない!」もう躍起になっていた。

何度言ってもしない息子に「お母さん、もうお世話やめる」と言って、耳鼻科の帰りに道端でわんわん泣いたこともあった。その時はさすがに何かを感じ取ったのか、「お母さんごめんなさい」と言って息子も泣いた。
通院に疲れていたのと、目に見えてよくならない症状にイライラしていたんだと思う。

6スポット治療は私には効果が感じられ、副鼻腔炎は劇的に改善した。ただ、花粉がおさまる時期には通うのをやめてしまった。

息子には効果があったのかなかったのか…因みに鼻うがいは今も定期的に入浴中にやっている。

【7歳】2018年10月 舌下免疫療法、「シダキュア」服用開始
2018年10月から、かかりつけの小児科医のすすめで舌下免疫療法を始めることになった。当時WEB検索しても「シダキュア」は新薬ということで、「子どもが服用している」といった情報が見当たらず、不安だった。

処方は2週間に1度の頻度(発売1年が経った2019年5月から1ヵ月分の処方が可能になった)。せっせと小児科に通った。忘れないように、3年程毎日飲ませないといけない。

アレルゲンを体内に入れるのでもちろん合わない人もいる。息子は飲み始めて2ヵ月くらいのうち、3回ほど嘔吐した。それも全て入浴中、風呂場で。
因みに嘔吐する前も後も息子はケロリとしており、本人もなんで吐いたのか分かっていない様子だった。

相談した医師は「服用後12時間以上経っているし、その後の体調に異常が見られないので問題ない」と言い、そのまま服用は続けた。その他に副作用的な症状は現れなかった。

服用を始めたのが10月ということもあって、花粉症の時期(2月~)には残念ながらまだ効果は見られなかった。その年も結膜浮腫の症状が現れ、7月の頭くらいまで眼科通いした。

息子は鼻づまりよりも、3月後半からあらわれる目の症状の方がひどいので、もしかしたら「ヒノキ」への反応が大きいのかもしれない。
(アレルギー検査の数値は「スギ」の方が高かった。因みに卵白はすでにクラス1まで下がったけれど、食べると症状はまだ出るので数値はあまり信用していない)

【8~9歳(現在)】2020年春、症状は軽い
花粉症の症状がピークになる時期に、コロナ禍による外出自粛となったせいか今年はほとんど花粉症の症状は見られなかった。

公園で遊んだり、風の強いに日に散歩したりすると目が充血し、痒くなってしまう時もあるけれど、鼻づまりの症状はほぼ出なかった。昨年までのことを考えると劇的に症状は軽かったといえる。

「シダキュア」の効果が出ていて欲しい…けれど、今年はあまりにも昨年と環境が違う(外出していない)ので、正直効果の程は不明。

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今ももちろん、月に一度小児科へ行き「シダキュア」を処方してもらっている。袋に入れて冷蔵庫にマグネットで止めている。朝起きてすぐに飲むように習慣付けた。日付を書くことで飲み忘れを防ぐようにしている。日付を記入するのは息子の仕事だ。

カルピス社の「アレルケア」も、なんとなく飲み始めて半年以上経った。こちらも効果は不明だが、花粉症に良いと言われているものはこれからも積極的に試してみようと思っている。

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