〜長野醸造研修〜その3
リンゴ農園見学も終え、サノバスミスのTapRoomへ
今回は「ワインとビールの会」という企画で、ワイナリーの方や葡萄農家さんと行ったギャラリーが集結。箕面ビール、麦雑穀工房、反射炉、万珍醸造の名だたるヘッドブルワー達と交流できる貴重な時間でした。
自分たちの酒を持ち込み、意見を交換し合い生産者の方と造り手の会話も新鮮で、素晴らしい光景でした。お酒の種類が違えど同じものづくりで共通する何かが皆んな持っていて、僕もこうなりたいと思った。
麦雑穀工房のセゾンを先ず一杯目にいただきました。ピルスナーモルトのクリスピーな風味に酵母の柔らかいエステル香でクリーンな飲み口で、お食事からどんなシーンにも合う味わいで、美味いしかったー!
ヘッドブルワーの鈴木さんとも初めてお会いしてセゾンのことやビール造り、互いのローカルについても話すことができた。
そして、バーバリックのHazy‼︎
美味すぎてヘッドブルワーのJP君に即連絡!
ドライでジューシー南国フルーツのようなトロピカル!鼻に抜けるフィニッシュまで美味すぎました…どうやって造るんだ!と思った(笑)
サノバスミス醸造責任者「ハカセ」による工場見学。ウイスキー樽やシェリー酒などバレルと呼ばれる木樽を使用して、自分達で培養した酵母や原料であるリンゴも自分たちで育てハードサイダーを造っています。自家栽培したポップも利用し他が真似できないことをしている方達です。
誰からの質問もすぐ答えたり、説明を聞いてるだけで研究者のような内容でありながらクリエイティブでユニークな発想もあったりして、関係者達が言うハカセはこのことだと確信。すごい…
僕たちのビールも繋ぎ、みなさんに飲んでもらいました。持ってきたのは「カブキオドリ」スタイルはペールエールです。
結構緊張しましたが、反応もそこそこよ良く、ビール関係者の方々にも色々アドバイスも貰えたことは本当に大きかった。同業者の人たちから自分たちのビールの意見を聞けるって中々ないので、醸造の話はもちろん、ブルワリーのみなさんと繋がれたことが良かった。
楽しい夜もあっという間で、旅館へ
旅の疲れと、刺激をたくさん吸収してぐっすり眠りにつくのでした。
〜長野醸造研修〜その4最終章へ続く