not so muchときたら、次は?

 今日はThe Handmaid's Taleより(というか平凡な英文なのでどこからとってきても同じなのですが)次の英文から少し学んでみましょう。

I avoid looking down at my body, not so much because it's shameful or immodest but because I don't want to see it.

今回の構文は not so much A as B (AというよりはB)です。

これは基本的には、 not so … asという比較の構文なのですが、もうセットフレーズとして覚えておくのが良さそうです。レベルとしては、not only A but also Bと似ていますね。

ただ、比較の構文であるのは、AとBの見た目が同じであることからもわかります。今回はAもBも because…になっていますね。

it's shameful or immodest
だから、というよりは
I don't want to see it
だから(視線を落として自分の体を見るのを避けている)
ということです。

今回、この英文を取り上げたのは、実はこの構文は not so … asではあるけれど、not so much A but Bのように、but が asに代わって使われているからです。「AというよりはB」という意味から考えると、butの方が自然と出てくるわけです(ネイティブスピーカーも)。だから、我々がこの構文を「実際にアウトプットするという意味で」使えるようになるには、asを butにしておくのがおすすめです。

もちろん、じっくり考えて書くような場合にはasでしょうけれど、一瞬で言うような場合には butにしておくと、言いやすいと思います。

not onlyとくれば、Aだけでなく、がピンとくるように
not so much とくれば、Aというよりは、になるようにしばらくはこの構文に気づけるように目を光らせておきましょう。

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