TOEFL Writingで20点を目指す場合のIntegrated taskのメモは?

Writing の目標スコアが20点という場合、戦略としては、Integrated taskではRをしっかり理解し、Lectureをだいたい聞き取ること、それから、Academic Discussion Writingの方では、なんとか100語を書き切る、と言う方向性で大丈夫だと思われます。ただ、なんか簡単そうですね、となるのですが、それができないから、20点に届かないわけで(そして、日本人の平均点も20点には届いていないので)、それなりの準備が必要になります。

Integrated taskのReadingは多くの場合
● 全体の主張がある(「山火事は生態系を破壊するのだ!」など)
● 3つのパラグラフでそれぞれ1つずつの「サポート」がある
という感じになっています。主張をサポートするのは、基本、事実でしょうから、「火事で食べ物がなくなる」とか事実を3つ述べているわけです。

Readingの要約は、
「まず最初に、Rは(事実A)を指摘しています。つまり、〜ということです。」この2文で良いでしょう。つまり、要約すると言うよりは、この2つの文が作れるだけのメモができれば良いわけです。

色々書いてはいても
全体としては wildfires = damage in many ways としていて、
1. ecosystem
X shelter X food --> X habitat

と書ければ良いわけです。
つまり、ここまでできれば、Lectureは聞くまでもなく、「生態系へのダメージはない」か、「生態系へはプラスになる」か、の話になるからです。反対の内容になります。例えば、

1' X damage O benefit
black-backed woodpeckers(わからない時は a bird species)
O nest O food <-- burned trees
X competition

こんな感じのメモになります。完璧を目指さずにRの上に被せていくのも良いでしょう。

上のようなメモができたら、最小限の英語で表します。

Rはwildfiresは生態系を破壊すると言っています。つまり、動物のすみかがなくなります。食べ物もなくなります。生息地がなくなります。これに対してLは、wildfiresは生態系にプラスになると言っています。ある種の鳥は燃えた木から、すみかを得ます。食べ物を得ます。競争はありません。

この70%くらいができれば十分でしょう。70%と言うのは、書くべきポイントが押さえてあるのだけれど、ほぼ全ての英文に文法の誤りがある、と言う感じです。それで十分です。スコアは出ます。(20点の答案というのは、そういうものです。「書いてあることがよくわからない」という感じのレベルです。)

向こうからやってくる、海のものとも山のものともわからない、正体不明のレクチャーを全て受け止める、と言う姿勢ではなく、上のサンプルをイメージして、それを作成するためのキーワードを聞き取りメモする、と言うので十分なんですね。

Listening sectionも含めて、上のような内容がわかれば良い、としたらどのようなメモになるか、を練習していきましょう。

20点はすぐそこにあると思います。

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