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これからTOEFLを始める方の最良の勉強法とは?

どこから始めて良いか見当がつかない、ただ、それほど英語ができるわけではない、という場合


別に自分が大学受験を教えているわけではないのですが、日本にいて英語ができるようになりたい(技能を問わず)と思ったら、最初にやるのは大学受験の英語が良いかと思っています。

大学の受験英語というと

ちょっとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃると思います。それは「日本人が英語ができないのは、こういう受験英語をやっているから」という、いわばできない「言い訳」のトップ3に入るような言説があるからでしょう。けれど、日本って「英文読解」王国です。この英文読解のクオリティは、例えばSATやなんかのアメリカで書かれた参考書では日本の受験英語の参考書に及びません。アメリカの参考書の解説では、せいぜい選択肢をなぞって、根拠をそのままコピーして、だからCになります、程度のもので、ましてやその日本語訳があったりしないし、それ以上の深掘りもありません。

しかも、日本の書店での、その数・種類の多さ!ほぼ必ず、どのレベルであっても自分にしっくりくる本が見つかることでしょう。ですから、まずはTOEFLをやろう!ついては、しばらく英語をやっていないので、1年くらいかけて基礎的な英語を復習したい」となったら、まずは、学校の教科書レベルの英語の本と、大学入試の参考書と、NHK基礎英語で、第一歩の教材としては申し分ないでしょう。それを十分に信頼して勉強をすれば良いです。

もっと余裕があれば

例えば、予備校で1年授業を受ければ良いのではないかと思います。予備校では、1年かけて英語を様々なレベルの大学入試ができるように仕上げてくれます。学習者はそれに真面目についていくだけでいいのですから、非常に楽です。自分でいろいろ教材や勉強法について考える必要がないわけですね。そして、1年後に一定のレベルに到達すれば、次にTOEFLでも、ビジネスの会話でも、なんでも立ち向かうことができるでしょう。ただ1年は我慢です。

勉強法については

SNSとか書店でもあると思いますが、たとえ自分がどのように英語の勉強をやり直したらいいのかわからないからといって、自分と全く教育背景の違う人の、ウルトラC的な勉強本を頼ることはすすめません。「(なになにを)やるだけでできるようになる!」とか「(なになに)だけで、東大に合格した勉強法!」とか、なんかそいうものです。そういうのは、たとえ本当に起こった出来事であっても、「本にできるくらい」稀有な出来事だから、自分の身には起こりません。残念ながら。勉強法については、「誰でも入手できる材料」「誰でもわかっている(または薄々気づいている)方法」で、「ある程度の時間をかけて」こなすのが最良の勉強方法かと思います。

そしてなぜそれで成功するかというと、そうした ordinary な勉強extraordinary にやるから、なんです。そこがポイントになるかと思います。

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