よわよわエンジニアが報連相を1日2回から8回に増やして幸せになった話
はじめに
こんにちは!VoicyでフロントエンドエンジニアをしているCちゃんです!
今日は、報連相の回数を意識的に増やしたら上手くいった話をします。
結論としては、今の私は大量の報連相をした方が仕事が捗るということがわかりました。
この話は音声でも聞くことができます。
今までの報連相
今まで、報連相は必要なときにすればいいと思っていました。私が思っていた必要な時というのは、以下の3つでした。前職では大体みんな以下の理由の時に報連相をしていました。
開発スケジュールに影響が出るから、仕事が半日以上遅れた時
作業の遅れにつながるから、わからないことで半日悩んだ時
作業が進められないから、仕様に不明点があった時
上記の報連相は仕事をする上で必須だと思います。でも、自分のためにも周りの人のためにも、もっと増やしてもいいんだとわかったので、私は報連相を意識的に増やしました。
報連相を増やしたきっかけ
きっかけはいろいろありました。Voicyで、チームで、個人で仕事をしていく中でのきっかけをそれぞれまとめてみました。
誰に言われたわけでもないけど、なんか私の作業遅いなとかもっと効率的に作業できないかなと、報連相をもっとした方がいいのかなと考えていました。そんな中で以下のきっかけが後押しをしてくれました。
Voicyで仕事をする
無邪気な質問をする社風
人にもよりますが、Voicyでは無邪気な質問をする人が多い印象があります。その環境の中で、もっと気軽にコミュニケーションを取って自分の作業以外の質問をしていいんだということがわかりました。むしろ、興味を持って自分が担当する以外の領域に突っ込んでいく人が評価されやすいです。みんなの不安を減らしたい
また、作業だけやっていればいいという会社ではないです。音声の文化を作っていく会社でもあり、組織もプロダクトのうちなのです。私からの報連相やコミュニケーションを積極的にすることで連絡がないことで不安になる人を減らす効果もあります。
チームで仕事をする
スクラム開発をはじめた
誰しも得意不得意があるので、チーム内で助け合い精神が必要です。これはすべての責務を明確に区別しないという意味でもあります。エンジニアなので自分が担当する専門分野は決まっています。しかし、QAにあたる結合テストやタスクへの漏れていた要件の追加、コードレビューを誰に依頼するかなど、明確に誰の担当か定義されていないこともあります。その時々で、空いている人や気がついた人が対応することになる項目も多いです。自分の予定が空きそうだとか、他の人の作業が大変だとか、こういう情報を知ることで、手伝ったり手伝ってもらうことができます。Webフロントエンドの実装者は私だけじゃない
最初から最後まで私しか触らないコードであれば、動くだけでいいのかもしれません。しかし、Webフロントエンドの実装者は私だけではないので、未来の自分のためにも周りの実装者のためにもきれいなコードを書く必要があります。そこでまだ技術が未熟な私が書いたコードが一発でレビューを通るわけがないのです。だから、実装方針の段階から報連相をする必要があります。仕様の漏れを防ぐ
半年以上Voicyで働いてきた中で、私が気がつかずに確認をしなかったら仕様が漏れていたということが多々あります。1人が気がつかなかったら、仕様が漏れる状況はあまりよくないのですが、現状しょうがない部分もあります。私にできることの1つとして、少しでも気になったところは念の為といいつつ必ず報告し確認しています。
個人で仕事をする
曖昧さを減らす
また私自身が曖昧なことをそのままにしておくことが苦手なので、不明点をできるだけ明確にして安心して仕事をするために、報連相をするという手段を取っています。
報連相を増やした方法
わからないことはすぐ聞く
わからないことはできるだけその場ですぐ聞きます。その場で時間がなければSlackで聞きます。リモートでの会議でも、質問や理解を深めるコメントをし、積極的に知らない言葉は調べます。ドキュメントにはコメントで、気軽に思ったこと疑問点を書き、教えてもらったことはその場でメモして、その後関係者が見れて認識齟齬がないようにスラックにメンションして貼ります。わからない点が後で出てきたらその都度聞いて、朝会まで溜めないこと。ちょっとしたわからないことって、放置するとわからないままなのにどうでもよくなっていく気がしているので、新鮮なうちに聞くことが大事だなと思っています。相談しやすい環境を作る
日頃から上司やチームのメンバーとコミュニケーションを取ることも重要だと思います。Voicyではその点、朝会での雑談や、出社日のコミュニケーションを大事にしているので、コミュニケーションを取る機会は必然的に多くなります。コミュニケーションを取る機会が増えることで相談しやすい環境ができると思います。
報連相をし過ぎたら、無能に見られる?
報連相が多いと無能だと思われる説が私の中にありますが、入社3年目くらいまでは考えなくていいと思っています。私は入社4年目でやっと覚醒したので、今報連相魔になっています。
同じことを繰り返し聞いてしまうとか、何も調べずに聞いてしまうとかが続くと報連相がただただ多いと思われると思います。でもきっとそういう人はそういう指摘をやんわりとでももらっていると思います。
この前言ったよね?と私も同じ指摘をされた時に言われました。またやってしまった。と自覚して再度やらないように注意しています。
今は、報連相として行動に移す回数を増やすことで多く成長できると思っているので、報連相魔の私の成長を楽しみにしていてください!
報連相を増やしてよかった
結論から言うと、報連相を増やして私はよかったと思っています。
私が相談して決めたスケジュールが遅延なく進んでいて、私が報告したことで関係者が全員そのスケジュールを把握していること。みんな安心でハッピーですね。
作業においても不明点をコードレビューまで持っていくことなく、その都度相談することで、よわよわな知識を少しはつよつよな気持ちでレビューに出せています。
また、仕様の明確化に努めているので、不明な仕様がなく、iOS, AndoridとWebでの仕様の差分を把握した上でリリースに向けて作業ができていることも大きなメリットです。
今までは正直、報連相は人の時間を取ることであり、迷惑をかけることだから極力しない方がいいんじゃないかと思っていました。
もちろん、忙しい時に何回も声をかけたり、配慮がない相談とかはよくないです。それさえ考慮できれば、聞く分には怒られません。言う分にも怒られません。そう、報連相するだけ得なのです。
おわりに
最後まで読んでもらえて私は嬉しいです!
私は、チームでは1番、Voicyのエンジニア組織でも1番、報連相が多いのでは?と思っています。なぜって、Slackを見れば一目瞭然な結果だからです。
そんなことを書いていたら無駄に多い気がしてきたので、上司に相談してみます!笑
Voicyのことがちょっとでも気になった人向けに採用ページを置いておきます。