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和歌が好き014_仏足石歌体の歌三首

 和歌の中の「仏足石歌体(ぶっそくせきかたい)」の定型を使った歌を作りました。「五七五七七七」です。短歌の変形(結句七音追加型)と思っていただければよいかと思います。即興で作ったので、薄味かもしれません。17日(金)の雨の天気と気づいたことを歌にしてみました。今回も軽い短詩的なノリの三首ですが、よかったら読んでください。


『寒さ緩む雨』 仏足石歌体の歌三首


・夜雨(やう)のあと
 朝はそれほど寒くなく 
 霜や氷を気にせず過ごす「ゆとり」が生まれる 

・雨が止み「いいよいいよ」と
 鵯(ヒヨドリ)の声が外から
 喜んでいるように聞こえる   

・朝は雨
 曇りになって昼からは ずっと晴れ 今
 夕暮れの中で烏が鳴いてる
 


(20211218/私之若夜=しのわかや)