見えないけれどあるんだよ【詩】
見えない石炭袋に隠れていたのは愛でした
*
一等星だけ妙に目立つ天体なので
ちょっとだけ見劣りする他の三つと交わり
夜空と地上の道標として南半球では昔から
旅人を導き 見る者を癒やし
正に それは愛そのものと言ってよいのでした
*
空に輝く十字架の祈り
地球という星の こんな辺鄙な宇宙の傍ら
僕という なんとも ちっぽけな存在が しかし
無数に広がる星々と 遙か銀河と 大切な人を 今 思い遣る
(20231115/私之若夜=しのわかや)
※これは以前投稿した記事の再掲です。
一部修正加筆してあります。
画像はCanvaからいただきました。