和歌が好き019_旋頭歌三首
和歌の中の「旋頭歌(せどうか)」の定型を使った歌を作りました。「五七七五七七」です。片歌問答形式の旋頭歌ではなく、短歌の変形(七音一句追加型)と思っていただければよいかと思います。今朝、起きて詠んだ、できたてのほやほやです(笑)よかったら、読んでください。
『〈近頃〉を詠う』 旋頭歌三首(非問答型)
・暦では春が近づき
寒い朝でも少しだけ夜が明けるのが早いこのごろ
・気がつけば服を重ねて着太りしている
寝間着まで 布団がなくても平気なほどに
・梅の木の枝で冬芽が丸く膨らみ
「春よ来い」と みんな一斉に歌っているよう
(20220127/私之若夜=しのわかや)