見出し画像

読書感想文

「翼をもたない私たちは、それでも空を飛びたかった。」
「アルジャーノンに花束を」
どちらも図書館本

翼を持たない私たちは、それでも空を飛びたかった

三本の短編小説からなる本。
ヤングケアラー、不登校、自傷行為、PTSDなどグレーな問題に直面した子供たちが奔走する話。
全部ハッピーエンドだから直面した問題の状況を伝えたいという意図は感じられなかった。
文と文の間隔とか一ページに収める文字の量とか凄くちょうどよくてすらすら読めた。
「わたしは、わたしの色で、わたしを描く。」と言う話が面白かった。
なんか見たことあるなと思っていたら、五分後シリーズの話をよく書いてる橘つばささんだった。
この話は、周りの沢山の情報が嫌になって不登校になってしまった女の子の話。この女の子は絵を描くのが好きで絵を描くことで心のエネルギーをチャージしていた。
自分も絵を描くのが好きでよく水彩画を描くんだけど、頭に浮かんだ事を描くっていうのが自分とは違くてびっくりした。
抽象画は描かないからたまには抽象画をかくのもいいな。

アルジャーノンに花束を

この本を読んで一番びっくりしたのがアルジャーノンが主人公じゃないという事。でも最後まで読んだらタイトルの意味がよく分かった。タイトル回収が最後なのはあまりないから新鮮。
SFってロボットとか宇宙とかの話ばっかりだと思ってたけどこういうのもSFなんだ。
この本は知的障害のチャーリー・ゴードンの日常が日記形式で描かれいている。なぜ日記を書いているかと言うと頭がよくなる手術をするため。
幼稚園児のような文がどんどん知性あふれる文章になる経過は読んでいてとても楽しかった。
情報量が多くてうまくまとめられないけど、一本の映画を見たようなそんな感じがした。

日記

最近学校に行くのがだるい。
夏休み明けだったり三連休とかがあってかもしれないけど、前なら一コマ集中できていたのにすぐに切れる。
一人の時間が欲しい。
一日でいいから平日に学校を休んで自由気ままに過ごしたい。色々疲れた。
今日はぐっすり寝ることにする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?