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「角」が認知負荷を増やしている

どうも、資料作成の情報を発信しているしんのデザインです🙆‍♂️
ここではなるべく資料作成の一次情報をお届けできるように運営していきます🔥

今回は「あの人の資料はなんで見やすいのか」というのをテーマに今回は図形の「角」についてお伝えしていきます!

私自身、みやすい資料を作る時には「認知負荷」の軽減を意識しています。

幼少期の記憶と角の角度

まずはこの一枚の画像を見てください🖥️

スプーンとフォークとナイフどれが安全に感じるか

どれが1番危険だと思い、安全だと思いましたか?
スプーンは1番安全に思えると思います💡しかし、ナイフよりフォークの方が危険度が強く感じると思います👨🏻‍💻
これは角の鋭さが影響していると考えています。鋭角なほど危険度はぐーんと上がってきます。
もちろん幼少期からスプーンは安全という認識が入っているため、角が丸いと無意識に安全と考えてしまいます。

次にこの画像を見てみましょう
どちらの方が押したくなるデザインでしょうか💁‍♂️

どっちのボタンが押したくなる?

先ほどのことも踏まえると角丸のデザインのボタンが押したくなるデザインと思いますよね!

実際には角丸デザインの方がボタンのクリック率は上がると言われています。
その理由には①安全性を感じデザインだからです!
そして他に2つの理由があります!それが資料作りにおいて「角」の取り扱いにはとても大事なことなのです!

角と視線

角丸デザインが優れている理由の1つに「視線を内側に向ける」特性があります。
人間の視線は角の先に視線が誘導される特性があります。
そのため、角ありデザインの場合、4つ角の部分が視線を外側に誘導されてしまうので、図形内の文字への認知力が低下しやすいと考えられます。

次に角丸デザインが優れている理由に「視線の省エネ」があります。
角ありデザインの場合は角の部分で視線が一度切れてしまいます。
そのため、ボタンを認知する際に4回の眼球運動を起こして、認知するのに角丸と比較して時間がかかります。

反対に、角丸デザインの場合は眼球運動が切れずに、1度の運動で一気に認知できるので認知する時間が短いのです!

角丸は認知しやすい

まとめ

なんとなく、みやすいなって思っていたデザインですが、言語化をすると見やすいのには理由があることが実感しました。
資料作りにおいても角をなるべく削ぎ落とすことで「この人の資料みやすい!」と思われることが可能です!

最後に伝えたいのは、角のあるデザインが悪いわけではありません。
デザインというのには絶対の正解があるのでなく、「最適解」があるものです💡デザインは伝えたい内容をより伝えやすくするためのエッセンスなのでメインになりやすぎないように注意しましょうね!

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