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セーヌ川が汚いならロワール川があるじゃない

開催地がどこであろうと、オリンピックは批判と称賛がつきもの。
とはいえ、今回のパリ五輪ほどいい話をまったく聞かない大会はめずらしい。
素人考えですが、もっとやりようがあったんじゃないかなぁ。

サーフィンをタヒチでやっていることだし、
水質汚染が深刻なセーヌ川にこだわらなくていいのに。

ホスト国はアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように準備しなければならないのに、パリ五輪の運営は主張が強すぎて目的と手段を履き違えている気がしてならない。
そもそもフランスは豊かな自然に恵まれた農業大国じゃないですか。
美味しい食事もきれいな場所もたくさんあるのにもったいない。

昨日は『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声』第八章〈二度目の戴冠式〉編をスタートしたばかりですが、本編の前にこんな感じ(↓)のコラムを書くかもしれない。

  • 勝利王の書斎・拡張版『パリ五輪とフランス革命200周年セレモニー』

深刻な内容にしたくないので、書斎のシャルルさんのノリで語ってくれー!

▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。

父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。

▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】

※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。


自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

web小説『7番目のシャルル』シリーズ

シャルル七世が主人公の小説(少年期編青年期編)連載中。
関連エッセイ、翻訳などもあります。


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しんの(C.Clarté)
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