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『トーナメントの書』Kindle製作中:リフロー型とフィックス型

ルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』
さっそくKindle制作に着手…… というか、ほぼ出来上がりました。
ただ、ちょっと思うところがあって作り直すことに。

これまでに作った電子書籍はすべて「縦読み」で「リフロー型」という形式でしたが、今回は対訳で載せたいので「横読み」になります。さらに、バーテルミー・デックの挿絵を原著と同じく見開きで表示したいという野望がある!

はじめは、慣れたリフロー型で作っていたのですが、どうもうまく表示できない。試行錯誤の末、「固定レイアウト型(FIX型)」に変更することに。
で、レイアウトを全面的に作り直しているところです〜

ちなみに、「リフロー型」というのは、閲覧する端末のサイズや向きに合わせて、表示される文字数などが流動的に変化するタイプ。
「固定レイアウト型(FIX型)」は、文字のサイズや行間・画像の位置などが固定されているタイプ。

文字メインの本はリフロー型が向いてて(読み上げ機能もある)
挿絵が多いなど「見せ方」にこだわるなら、固定レイアウト型がおすすめ。
なお、マンガの電子書籍はまた別の形式になりますし、紙の本もさらに別の形式で作らなければなりません。だから、紙の本と電子書籍を同時に刊行するのは、裏方で作業しているオペレーターがまあまあ大変なのです💨


善良王ルネ・ダンジューの『トーナメントの書』
1月16日からカクヨムで全体公開版(挿絵なし)も完訳・完結!


pixivFANBOX版(有償)は挿絵つきです。お好きな方でどうぞ。

pixivFANBOX:目次と情報量のめやす

今のところ、pixivFANBOX有償プランのみで公開している未邦訳資料ですが、
もうすぐルネの誕生日(1月16日)なので、記念日に合わせて
オープンな場所で「挿絵なしバージョン」を公開したいと考えています。
日仏対訳にするか、日本語訳のみにするか思案中🤔


\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/

▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。

父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。

※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。

▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】

※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。


自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。


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しんの(C.Clarté)
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