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『トーナメントの書』Kindle版発売!ペーパーバックのサンプル届いた

昨年11月から今年にかけて、pixivFANBOX(挿絵あり)とカクヨム(挿絵なし)でリアルタイム翻訳していたルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』

本日、Kindle版(電子書籍)をリリースしました!

初日にお買い上げいただいたフォロワーさんに厚く御礼申し上げます。
カスタマーレビュー(☆ぽちっと)もぜひお願いします(作者はできないので…)
購入以外にも、Amazonの読み放題プラン「Kindle Unlimited」に加入していれば無料で読むことができます。


きょうは、数日前に注文したペーパーバックのサンプル本が届きました。
データ上でさんざん見てきたモノとはいえ、実際に手に取れるブツがあるとやっぱり感慨深いですね。テンション上がる!

サンプル版には「再販禁止」の帯がつきます。

『トリスタン・ル・ルー』でもペーパーバックを作成しましたが、文字メインの小説だから本文はモノクロ印刷でした。しかし、今回は本文もカラー!
はたして、Amazonのオンデマンド印刷はどんな感じの出来栄えなのか。
ドキドキしながら、ぱらり…ぱらり…とページをめくっていく。

うおおお、めっちゃ美しいー!
断ち切り+見開きページの迫力にテンション爆上げ!!
作ってよかったーーー!!!

一昨日のnoteでこんなことを書きました。

印刷費が高くて二の足を踏んでいます。商業出版は初版1万部。量産するから安いんであって、受注生産が割高になるのは仕方ないんですけどね。

サンプル本を見てあらためて思いました。たとえ需要がなくても、私は個人的にルネくんの本の「実物」が手元にほしい——!

そんなわけで、先ほどKDP(Amazonの出版部門)の審査に提出しました。
問題なければ数日中にKindle版の購入ページにペーパーバックが追加されるはず。ぶじに通過するように祈ってください。
ちなみに、現物を手に取ったときのサイズ感や肌触りが季刊『美術手帖』に似ていたので、価格はそちらを参考にしました。

リアルタイムで翻訳していたときのコンテンツ(改稿前)も、
試し読みサンプルとして残しておきます。


\ここから下は自著とコンテンツの宣伝です/

▼7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。

父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。

※noteのヘッダとアルファポリス版の表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。

▼7番目のシャルル、狂った王国にうまれて【少年期編完結】

※アルファポリス版の表紙画像は離雨RIU(@re_hirame)様からいただいたファンアートを使わせていただいてます。


自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。


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しんの(C.Clarté)
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