Life is a box of chocolate, never know what you gonna get.「ー人生は食べてみなければわからない、チョコレートの箱と同じー」
Life is a box of chocolate, never know what you gonna get.
「ー人生は食べてみなければわからない、チョコレートの箱と同じー」
これは僕の大切にしている「教え」です。
今回はこの言葉について書いていきたいます。
【この言葉を知った経緯ー映画好きの父の存在ー】
僕の父は昔から欧米文化が大好きだった。
ビリー・ジョエルの音楽を聞いて、スピルバーグの映画を観る、
挙げ句の果てには「おふくろの味」はビーフシチューときたものだ。
そんな父の子供の教育方針は海外でも通用するような大人になることだった。
そのおかげで僕の小さい時は、『仮面ライダー』や『クレヨンしんちゃん』などの日本の子供用娯楽は許されず、代わりに海外のアニメや映画を見せられていた。
しかも当時はVHSテープだったので日本語吹き替えはおろか、字幕もなしの状態でである。
二十歳を超えてからようやくあの頃見ていたアニメを理解することができるようになったが、当時はちんぷんかんぷんだった。
そんな状態でも印象に残っていたのが映画『フォレストガンプ』だ。
父が借りてきたビデオをなんとなく横で見ていただけなのだが、当時の僕にとってはとても印象的な映画だった。
主人公のフォレストが脳に障害を患いながらも、目の前のことに一生懸命立ち向かっていく姿に、言葉がわからないなりにも感動したからかもしれない。
前置きが長くなったが、この映画に出て来る台詞が前述した。
Life is a box of chocolate~である。
【映画内で意味】
フォレストの人生を象徴するこのセリフは、元々はフォレストの母親が死の間際に病床でフォレストに残した言葉だった。
自身の死について、人生について、そして残されたフォレストがどう生きていくかについて、生まれながらに障害があるフォレストに、わかりやすく説明するために使用した比喩だ。
僕のこの言葉の解釈は、『結局人生はやってみなくてはどうなるかわからない、だからとにかく目の前にあるものに一生懸命取り組みなさい。』
である。
この言葉が僕にとっては非常に意味があるものとなった。
【僕にとっての意味】
この言葉に助けられたのは僕が高校三年生の時だった。
私はずっと高校生の間にアメリカへ留学へ行きたいという考えに取り憑かれていた。
前述したような父の影響にで大量に海外映画を見ていたため、アメリカでのハイスクールライフにとにかく憧れていたのだ。
しばらく部活を優先して諦めようとしていたが、高校三年生の9月から行くこともできるということがわかった。
しかし、このタイミングで行くとなると、帰ってくるのは次の年の6月になる。そうなると、大学受験までの準備期間が半年しかなくなってしまう。
ただでさえ一年間受験勉強ができないにもかかわらず、半年でまた全てを習得し直すというのは、当時はかなり無理があるスケジュールに感じていた。
この大学受験と自分の夢との狭間で揺れていた時に、たまたまテレビを付けたら始まろうとしていた映画が「フォレストガンプ」だった。
最初は懐かしい気持ちで見ていたが、そこでこの台詞がでてきたのだ。
Life is a box of chocolate, never know what you gonna get.
映画を見終わってしばらくその言葉が頭を離れなかった。
しばらくその言葉の意味を考えて、僕は決意した。
どうせ人生何が起こるかわからない。
どの道を選んだとしても結局そのあとなにが起きるか、
どうなるか全くなどわからないのだ。
だったら自分が望む道に進もう。
妥協した結果訪れる苦難など自分には耐えられないが、自分が望んだ道での苦難であればもきっと乗り越えられる。
そして結果高校三年生の9月、一年間学校を休学してアメリカへ留学をすることになった。
結果として、アメリカでは言語の壁や差別などなど色々な苦難もあったがそれを乗り越え、帰国してからも一般受験で第一志望の早稲田大学政治経済学部に合格することもできた。
フォレストガンプのあの言葉が僕をあと押してしてくれ、それによって僕も最高の体験をして最高の結果を手に入れることができた。
今でも、人生について思い悩む時にはこの言葉を思い浮かべて、リスクを恐れず、自分が本当に望んだ選択をするように心がけている。
【リアルにいたフォレストガンプみたいな人】
この記事を書きながら、僕以外にもこの言葉、作品に影響を受けている人がいるであろうなとなんとなく調べていると、こんな記事があった。
内容はリンク先を読んで欲しいが、どうやら『日本のフォレストガンプ』と呼ばれている人のようだ。
どこか不思議な人を惹きつける魅力があるような人らしい。
僕もこの人や本当の映画のフォレストガンプのように、自分の好きなことをすることで、気付かぬ間に幸せを与えることができる人間になりたい。
【締めのご挨拶】
ここまで読んでいただきありがとございました。
これからも皆さんに楽しんで読んでいただけるような記事を書いていきますので、よかったら読んでみてください。
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