『社畜を救った朝ごはん』【ショートストーリーのような詩のような何か】
広告マンの朝は早く、夜は遅い。朝食なんて食べれない。
朝は会議で、夜は接待。
しかも、僕がいるのは飲みが激しいと評判の広告業界。
接待だろうが合コンだろうが、言われることはどこでも一緒。
醜く太ったおっさんも、細くて綺麗な女の子も、僕らに言うことはみんな同じ。
「代理店なんだからもっと飲め。」
そんな生活で体はボロボロ。
脳より肝臓を動かす日々。
そんな日々の苦しみから僕を救ったのはとある朝食。
その日もやっぱり合コンだった。
平日5日を耐え凌ぎ、ようやく