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目に見えている世界の真実

私たちの目の前に見えている生きとし生けるもの全てが多細胞生物で
決して目に映らないほど小さい生き物が単細胞生物だ
その多細胞生物は全て真核細胞で出来ている
つまり私たちの目に映る全ての生き物が真核細胞で作られた多細胞生物だ
それらの生物は、真核細胞がブロックのように組み合わさって多細胞として生きている

窓の外の鳥も、部屋の猫も、庭の木も、草も、花も、そして私も。
全て真核細胞で出来た多細胞生物だ。
それはまるでレゴで作ったブロックの街のようだ

真核細胞全てがレゴのパーツなのだが、そのブロック1つ1つが小さくて私たちの目に映らないから気づかないだけだ

さて
おやさまがお残し下された「元の理」には
生命を創造した話ではなくて、生命を進化させた話が書かれている

そこには1度目の宿仕込みにあたる、22億2千万年前
どろ海の中に生きていた原核細胞を利用して真核細胞を創造したことが書かれていた。

最初にうおとみにしゃち(骨・核)とかめ(皮膚・細胞膜)を仕込んだ

現代の最新科学では、真核細胞の基になった古細菌であるアスガルドアーキアが食作用でほかの原核細胞を取り込んだと考えられている
アスガルドアーキアはまるで蛇(巳・み)のような腕を伸ばして細胞膜になる原核細胞を食作用(食べて)で取り込み、核(核は細胞の中心。人間に例えると骨)になる原核細胞も食作用(食べて)で取り込んだ
これが最新科学でわかってきた真核細胞誕生の真実だ

一方
元の理では「どろ海中を見澄されると、沢山のどぢよの中に、うをとみとが混つている。夫婦の雛型にしようと、先ずこれを引き寄せ・・・略 続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込・・・略」

元の理には夫婦のひな型を創造した話と真核細胞を創造した話とが合わさって書かれている。最新科学でのアスガルドアーキアから真核細胞誕生の話と、上記の「元の理」を比べて読んでほしい
そこには何を感じるだろうか


私たちが目に見えている「いのち」全ては
今から22億2千万年前に誕生した真核細胞の子孫だ
その後有性生殖から多細胞生物になった進化を経て
この世に見えている「いのち」は全てその子孫たちだけで構成している

ゆっくりとそのことに思いをはせてほしい

私たちが住んでいるこの世界は、元の理にある最初の宿仕込みで創られた生物だけで構成されているのだ

私たち生命は、八千八度の生まれ変わりを経て進化してきた
しかしそのメカニズムはほぼ同じ
真核細胞が組み合わさって創られた多細胞生物として
ただ姿かたちが違うだけの生き物がこの地球には溢れているだけのこと

それはまるで、レゴで作るプロの芸術家(そういうプロもいる)が、様々な生物を創り出したようなものだ。
それぞれの生物のゲノムを使って「神」が創り出した「いのち」の芸術作品そのものなのだ

もう一度あなたに問いたい
私たちが住んでいるこの世界で、私たちの目に映る生き物全てが
神様がなされた最初の宿仕込みで創られた真核細胞という特別な細胞だけで創られていることを、その意味を味わってほしい

私たちの目に映る生きとし生けるもの全てが
神様が創造された兄弟姉妹であることを深く考えてほしい

親神様は、私たちに何を知ってほしいと思っているのだろうか
何を感じてほしいと思っておられるのだろうか
その答えが私たち「ようぼく」への宿題ではないだろうか

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