見出し画像

東京かそれ以外か。

私の出生地は静岡県。
両親の故郷が静岡県だから。

産まれて数ヶ月後から高校生まで神奈川県で過ごし、専門学校から都内へ通う。
首都圏で生活していると、自分の街の県庁所在地に出るか、都内に出るか、もしくは地元に留まるかに分かれるのかなと思う。
その中で“地元に留まる”はごく一部では🤔

私は迷いなく“都内に出る”を選択。
親に相談する前に自分で見つけて選んだ道。
もちろん県内でも検討したし、それこそ祖父母がいる静岡県の検討もした。

でもさ、専門学校に見学に行ったりパンフレットを見てると、やっぱり刺激があって興味が湧くのは都内だったんだよね。


そこから社会人になっても当たり前のように迷いなく都内で探す。
都内に通う、都内に出る、ことにもう慣れていたし、父親も毎日都内へ通っていたこともあるし、そもそもそれ以外は検討すらしなかった。
一時期県庁所在地の地域へ通ったこともあったんだけど、なんだろうか。とにかくつまらなかった。



先日、久しぶりに幼馴染4人の会が開かれた。
4人の中で都内在住は私だけ。
残り3人は社会人になってからも地元近辺に住み、その周辺で働いている。

そのうちの1人が結婚と共に東京へ移り住むことが決定。
それに対して残りの2人は
『東京は家賃高くて大変そう』とか、
『東京は人が多くて行くの嫌だ』とか、
『東京まで行くのは時間がかかりすぎる』だとか。

価値観の違いってやつだよね。
地元にいることも東京に出ることもどっちもアリ。
でもそれを否定するような言い方は良くないよな〜。
そんなこと言われたら、
『地元で生活してたら社会の視野狭くない?』って思っちゃうもんなー。


職場に入ってきた新メンバー。
転職を機に九州と関西から東京へ出てきた2人。
刺激を求めて上京してきた気合いのある人を近くで見ていると、ますます地元や地方では得られないものが東京にはあるんだと実感する。
慣れていると気がつかないけど、人の流れがとにかく早いんだって!

身を置く場所によって性格はもちろん、人格や価値観、考え方も変わる。
何でも話せて何でも知っている幼馴染だったけど、少しのズレが寂しさを感じた出来事でした。

いいなと思ったら応援しよう!