ミツバチと暮らす6 〜巣箱をつくる〜
ミツバチに興味が湧き上がっている。
数年前から、気になっていたミツバチ。
山林を目指す車中、なぜか蜂の話で盛り上がったのが再燃のきっかけ。
趣味の養蜂という世界があるらしい。
自家製ハチミツが作れる。なまら美味いとの声。
共に暮らすには、まず相手を迎えねば。
迎えるには、何はともあれ、お家がなくては。
巣箱のバリエーションと、
巣箱の一つ、重箱式巣箱の作り方についてのnoteです。
巣箱いろいろ
巣箱の形式もいろいろなものがある。
・重箱式巣箱
・丸洞式巣箱
・巣枠式巣箱
・ハイブリッド式巣箱
丸洞式の上部に、重箱式巣箱を重ねた巣箱。
・インド式巣箱
・開放巣
・重箱式巣箱
杉板などで四角形の木枠を作り、一段二段三段とかさねて巣箱とする形式。
http://tetec.jp/bee/idenaga-sp-hive.htm
・丸洞式巣箱
https://japanese-honeybee.info/photo/
・巣枠式巣箱
・ハイブリッド式巣箱
・インド式巣箱
一見すると、重箱と似ているが、中は巣枠式。
インド式の特長は、下の段の幅の広い青い箱の部分(中には巣枠が入っている)を育児圏としてハチにこどもたちを育ててもらい、小さな巣枠の入った上の箱(写真で持ち上げている方の箱)に貯蜜をしてもらい、上の箱の小さな巣枠を取り出して遠心分離機にかけ、採蜜を行う。
インド式はこちらのブログが詳しい。
・開放巣
重箱式巣箱の作り方
構成パーツ
・重箱
・巣門枠
・底板
・天井
・基礎
1.重箱をつくる
材料:1段分
杉板 35mm厚
10mmでは薄すぎる
木ネジ(ステンレス) 70mm程度 12本
丸棒(ステンレス) or 直径2.6mm針金 290mmより少し長いくらい 2本
図面:
作り方:
杉板をカット
木ネジの位置に下穴をあける
L型クランプなどで固定しながら木枠を組む
落下防止の丸棒を通し、
端部をかなづちでたたいて板にめり込ませて固定
外側の表面をバーナーであぶる(耐久性向上のため)
2.巣門枠をつくる
巣箱の出入り口を作るための枠。
ミツバチは通れる、けど、スズメバチは通れないサイズ(7mm)がポイント。
材料:
図面:
外側290mm四方、内側が220mm四方、高さは50mm(30-70mm程度の幅で任意、重箱を3等分した50mmが作りやすい高さ)。
下部に、7mm高さ、100mm幅程度の門を切り欠く。
3.底板をつくる
すのこ状の底板をつくる。
材料:
杉板 厚さ5mm
238×30mm 6枚 うち2枚は端部2mmの位置に下穴
210×30mm 2枚 端部15mmの位置から、36mm間隔で下穴
木ネジ(ステンレス) 直径2.1mm 長さ10mm
図面:作成中
すのこの板の間隔を、ミツバチが通れる6-8mmにするのがポイント。
4.天井をつくる
材料:
板 厚さ20mm 290×290mm 1枚
角材 270×20×15mm 4本
波板 300×300mm 1枚
石 波板が風で飛ばない程度の重量
図面:
5.基礎をつくる
材料:
ブロック、ビール瓶のケース、など
6.最後の仕上げ
誘引物質もきっちり整えて、
出会いの確立を上げる最後の仕上げ。
・待箱ルアー
巣箱に、二ホンミツバチが新居探しの際に寄ってくるキンリョウヘンの誘引物質を合成したアイテム、街箱ルアーを設置する。
・蜜蝋
巣箱に蜜蝋を塗る、ニホンミツバチ用、セイヨウミツバチ用に留意。
・待箱ルアー
・蜜蝋
、、
最後まで読んでいただき、感謝です(ペコリ)
ミツバチのお宿が完成すれば、うれしいです。
さらに、ミツバチをお迎えできれば、うれしいです。
連載 ミツバチと暮らす
ミツバチ、養蜂について、連載で書いてます。
よければ読んで欲しいです。
更新履歴
20210314 初版投稿
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活動域の減少や、薬剤の散布などが影響といわれたりもします。
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