みかん 陳皮
みかん湯にしたく、冬によくつくるもの。
みかんの皮には「ビタミン群・カルシウム・リン・葉酸・鉄分・マグネシウム・カリウム・ぺクチン・ポリフェノールの一種」等を含んでいる。
みかん湯についてはぜひこちらで。
陳皮とは
青皮(せいひ)
熟れていない青いみかんの皮を乾燥させたもの橘皮(きっぴ)
オレンジ色の皮を乾燥させたもの
みかんの皮を乾燥させたものを「陳皮」と呼ぶ。
みかんの皮を陰干しにして一年以上経過したものを、中国では生薬として使用する。
「陳」が古いものを意味し、熟れていない青いみかんの皮を乾燥させたものは「青皮」(せいひ)、オレンジ色の皮を乾燥させたものは「橘皮」(きっぴ)と呼ばれる。
細かく切って、あるいは粉状にして使う。
・青皮 せいひ
・橘皮 きっぴ
作り方
皮の洗浄⇒大き目にカット⇒乾燥⇒小さくカット⇒密封
1みかんの皮のワックス・農薬を落とすり
農薬はみかんのおへそにたまりやすいので、その部分はカットし、水で数時間ひたしておく。ベランダなどの日があたる場所で、ざるやネットに入れて天日干しする。
寒いときは夜になったら取り込み、カラカラになるまで一週間ほど干せば完成。最初と比べると、ほんの2〜3割の量になる。
干したあとは、刻んでおくと使いやすい。すぐに使わないなら、さらに干す。
数か月干せればベスト。薬味やお茶で使うときは、ミキサーやミルで粉状に。保存はガラス瓶に。湿気を吸いやすいので気を付ける。
使い方
・陳皮茶
急須に陳皮を小さじ1杯入れ、熱湯を300cc入れて4〜5分蒸す。
カップに注いで飲む。
甘みが足りなければはちみつを入れるのもあり。
・風味づけ
味噌汁や煮ものの風味づけにも陳皮は使える。
粉状にしておけば何かと便利。
・入浴剤
陳皮をハサミで2cmほどにカットし、目の細かい洗濯ネットに入れてお湯を入れた浴槽に浮かべる。
入浴剤として使う場合には、完全に乾いた皮でなくてもOK。
香りも、よくリラックス効果のある入浴剤として楽しめる。
最後まで読んで頂き、感謝です(ペコリ)