ミツバチと暮らす2  〜1年間に必要な基本の世話〜

ミツバチに興味が湧き上がっている。

数年前から、気になっていたミツバチ。

山林を目指す車中、なぜか蜂の話で盛り上がったのが再燃のきっかけ。

趣味の養蜂という世界があるらしい。
自家製ハチミツが作れる。なまら美味いとの声。

一年間に必要な基本のお世話について、調べてみた。

1. 巣箱の用意

まずは巣箱を用意。蜂の巣箱は木製が主流。

巣箱のタイプ いろいろ

重箱式
巣枠式
可動式巣枠式(ラングストロス式)
丸洞式

育てたい蜂の種類によって使い分け。
木材を用意すれば、自分で作ることもできる。

売られているものは数千円ほどからある。

2. 蜜蜂を巣箱に迎える

セイヨウミツバチの養蜂では、販売されている蜂を購入。

ニホンミツバチの養蜂なら、野生の蜂が巣箱にやってくるのを待つ。春~夏に生まれるニホンミツバチの女王蜂は、働きバチを連れて自分の生まれた巣から旅立ち、新しい巣を作れるところを探す。このタイミングで、巣箱を新しい巣にしてくれたら捕獲成功。

成功率を上げるグッズ

ニホンミツバチ・セイヨウミツバチ共通
・蜜蝋
ニホンミツバチ
・キンリョウヘン
・蜂ルアー

成功率を上げるには、「蜜蝋」を巣に塗るのが効果的。蜂は1度巣ができた場所を好む。蜜蝋を塗っておけば、そこに以前巣があったのだと思ってくれる。
ニホンミツバチ用、セイヨウミツバチ用が異なるので注意。

ニホンミツバチ用


キンリョウヘン(シンビジウム)」と呼ばれるランの一種は、ニホンミツバチが好きな香りを発す。巣穴の隣に植えておくと良い。

画像1

https://th.bing.com/th/id/OIP.n-ywInvRY8aasXsbOmm_zQHaFj?pid=Api&rs=1

キンリョウヘンの発する香り、フェロモン(誘引物質)を合成した呼び寄せ商品もある。



ホルモンフェロモンアロモンと唱えて覚えた昔が懐かしい。自身に作用するのがホルモン、同種の異性に作用するのがフェロモン、他種に作用するのがアロモン。

3. 巣箱の内部チェック

ハチはいねーがぁーっと、
定期的にハチを捕獲できたかどうか確認。

4. 採蜜

ハチミツが溜まったら採蜜可能。


巣が小さいうちに採蜜しようとすると、巣が落下してしまう事故が起こる。
これを「巣落ち」と言い、よくある失敗のひとつ。巣落ちすると、せっかく入居してくれた蜂が逃げてしまうので注意。

5. 暑さ対策・寒さ対策

ミツバチは暑さが苦手。夏の間は巣箱を日陰に移動させ、直射日光が当たらないようにする。

冬が来るまでには充分に蜜をストックさせ、巣箱の門を狭くし、保温シートをかける。

6. スズメバチ対策

お盆過ぎには、ミツバチの敵であるスズメバチが現れる。スズメバチは、ミツバチを攻撃するだけでなく、成虫・幼虫を自分の巣に持ち帰ってしまう怖ろしい存在。スズメバチを捕殺する駆蜂器(くぼうき)を取り付けて対策する。


下記、で駆除器の作り方が載っていた、ありがたい。


画像2

https://www.nature-engineer.com/entry/2018/10/19/194344#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E7%94%9F%E6%81%AF%E3%81%99%E3%82%8B2%E7%A8%AE%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%81%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%BE%B4

7. 冬の餌やり

冬場までに蜜がたっぷり貯めきれておらず、餌が不足した際には、砂糖水を与える。


最後まで、読んでいただき感謝です(ぺこり)

連載 ミツバチと暮らす

ミツバチ、養蜂について、連載で書いてます。
よければ読んで欲しいです。




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更新履歴

20201230 初版投稿

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