君の名は? トゲチョウチョウウオ
魚が好きです。
縁あったお魚について情報を集めるnoteです。
今回は。
幼魚
成魚
名称:
和名 トゲチョウチョウウオ
学名 Chaetodon auriga
分類:
条鰭綱
スズキ目
チョウチョウウオ科
チョウチョウウオ属
概要:
形態:
23cm。
背鰭に目玉みたいな黒い丸の模様。
成魚では背鰭の第五、六軟条が糸状に伸びるのが特徴。
同様の背鰭は、セグロチョウチョウウオ、レモンチョウチョウウオも持つ。
背鰭柔条が糸状に伸び、1大暗色斑があることが特徴。
分布:
分布域が広い普通種。
茨城県以南、インド・太平洋の暖海に広く分布、ハワイにも分布する。
山陰地本、南日本の太平洋岸、琉球列島;朝鮮半島、インド・太平洋
生育場所・環境:
岩礁域、サンゴ礁域に生息。
ダイバーを怖がらないため、観察も容易。
生活:
幼魚は無効分散にて、夏から秋に中部日本、ときには東北沿岸にも出現するが、死滅型の分布で、成魚が観察されるのは南西諸島以南。
ポリプ、小型イソギンチャクを主に、ゴカイなどの小動物も食べる。
サンゴ礁域では成魚はペアで行動している場合が多い。
本属の魚類の生活史や成長についてはよく知られていない。
頭部の各種の骨が肥大・伸長したトリクティス幼生の期間は比較的長く、このことが海流による幼生の分散を広域に及ぼす原因となっている。
長期的には大陸島である沖縄から海洋島である小笠原などへの分布範囲の拡大がなされたが、短期的には本州への幼生の運搬は種の定着には結び付かず、多量の幼生の犠牲が毎年繰り返されている。
利用:
観賞魚。丈夫(らしい)。
観察記録:
下記のポイントで遭遇。
202408:
静岡、西伊豆、安良里
神奈川、荒崎海岸
最後まで読んで頂き、感謝です(ペコリ)