ミツバチと暮らす キンリョウヘンを育てる
ミツバチに興味が湧き上がっている。
数年前から、気になっていたミツバチ。
山林を目指す車中、なぜか蜂の話で盛り上がったのが再燃のきっかけ。
趣味の養蜂という世界があるらしい。
自家製ハチミツが作れる。なまら美味いとの声。
共に暮らすには、まず相手を迎えねば。
ミツバチを迎え入れるには、巣箱だけでは万全とは言えない。
ニホンミツバチを寄せる誘因成分を持つ植物、
養蜂家に人気の
キンリョウヘン(金稜辺、学名:Cymbidium floribundum)
についてのnoteです。
キンリョウヘン
ラン科シュンラン属の1種。
中国原産で、日本には文明年間(1469〜1486年)には渡来していたとされる。明治時代にブームが起こり個体選別が行なわれ、様々な品種が選別増殖され現在に至っている。
特徴
乾燥や直射日光にも強く栽培しやすい
春から初夏にかけて開花し、赤色(赤褐色)または白色(黄緑)の小輪花を、密に多数つける
蘭の中では比較的丈夫な品種、土質はあまり選ばない
■ 季節ごとの管理
春の管理
春は成長期。花も咲く。
春と秋の成長期にしっかり成長させないと花が咲かない場合がある。
→
追肥
シンビジューム用の置き肥をやる。
水遣り
毎日水遣りする。
週に1回は液肥を混ぜて水遣りする。
日照
鉢は一日日の当たる場所におく。
花が咲き終わったら、早めに花茎を切る。
→放置すると種が出来て株が弱る。
大きく育った株は花の終わった後に株分けする。
夏の管理
6月になると日差しが強くなる。
日照
直射日光に当て続けると葉やけしてしまう。
シンビジューム用の寒冷紗で覆い、日差しを和らげる。
水遣り
水は毎日あげる。
追肥
肥料は控えめ。
秋の管理
秋は再び成長期。春に準じた管理でOK。
冬の管理
温度と霜
シンビジュームは寒さに弱く、霜を浴びるとかれてしまう。
室内に取り入れ、最低気温4度以上に保つ。
あまり暖かいところに置き続けると、花芽が付かない。
霜の降りる直前まで戸外において寒さにあて、花芽をつける準備ができてから室内に取り込む。玄関がよい。
水遣り
週に1回。
日照
天気の良い週末は庭に出してよく日に当てる。
■ 栽培のコツ
・土
ミズゴケで硬めに植える。
市販の観葉植物用や蘭用の土(軽石や焼赤玉土を混ぜたもの)や微塵を除いた赤玉土など単用土でも可。
一般的な土でも環境が良ければ良く育つ。
・水やり
春から秋にかけて毎日水やりを欠かさない。
用土の表面が乾いたら、たっぷりあたえる
・温度
0-35℃
・肥料
5月頃に油かす、化成肥料などを与える
・日照
夏は寒冷紗で遮光する。半日陰の涼しいところ。
冬は日当たりの良いところ。
・花芽と開花時期
冬は霜が降りる前まで寒さにあて、花芽を形成させる。
早春は加温をして開花時期を調整する。
シンビジュームの花は春に咲く。
普通に冬越しすると日本ミツバチの分蜂期と開花時期がずれてしまう。
キンリョウヘンは開花調整を行わないと、分蜂の後半に開花しがち。
キンリョウヘンの花は、分蜂の開始にタイミングに合わせて開花させるのがもっとも効果的。
・株分け
株分けの時期
株分けは、花が咲き終わった後に、なるべく早く行う。
時期が遅くなると、新芽の成長が遅くなり、来年の開花に影響するため。
株分けは5月末までに行うとよい。
春以外の時期に株分けを行うと、株を傷める場合があるので避ける。
株分けの方法
1.用土を用意する
用土は、シンビジューム栽培用の土を使用する。
2.
花が咲くとすぐに切り花にする。
切り花にした後、作業を行いやすくするため、作業前の1週間ほどは水をやりを止める。
3.
葉が付いたバルブ2~4個ずつに分ける。
バルブは昨年のもの、一昨年のもの、その前の年のものといったように、繋がった状態で切り分ける。
葉芽のないバルブは、指で押さえて硬ければ、中に養分を貯蔵しているので、取り除かなかない。
株分けしたら、それぞれ鉢の中央に今年の新芽が位置するように植えつける。
4.
株分け直後に水をたっぷり与え、半日陰に1週間置く。
肥料は、株分け後1ヶ月経ってから与える。
キンリョウヘンを買う
・花芽無し
・花芽あり
■ 金陵辺の品種
古くから園芸品として親しまれてきたので、多くの園芸品種が存在する。
中透品:
葉の中央に縞があり、葉先に行くにつれてなくなるもの
月章、八千代、金鳳、金蜀光、玉章など
覆輪品:
青地にまわりを白く彩るもの
雲上、雲山、日章、七福壽、曲玉、重陽など
爪縞品:
葉は紺地で、前面に黄色または白い縞を持つ
皇華、豊公、金錦など
紺覆輪:
葉に若干の模様があり、その周りは濃い紺色を呈する
青輝、東陽、金司冠など
虎斑物:
葉に虎斑の入ったもの
羽衣、雪虎、雪中の松、文明など
ミツバチ、入居してくれると嬉しいですYO。
あなたもぜひ!
、、
最後まで読んでいただき、感謝です(ペコリ)
ミツバチよって来てくれると、うれしいです。
さらに、ミツバチをお迎えできれば、うれしいです。
連載 ミツバチと暮らす
ミツバチ、養蜂について、連載で書いてます。
よければ読んで欲しいです。
ミツバチサポートのお願い
二ホンミツバチの昨今の減少は危惧されていたりもします。
活動域の減少や、薬剤の散布などが影響といわれたりもします。
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