山林開拓 2020年 秋2 足場板ベンチの切土、盛土

千の葉の国の山林を開拓してます。

tree base と呼んでます。

秋、焚き火スペースまわりの再整備をしました。
(秋の出来事なのに、書き起こしている今、もう春ですね、、、)

再整備
・足場板ベンチの嵩上げ
・足場板ベンチまわりの切土、盛土

■足場板ベンチの嵩上げ

山林なので、ほとんどが傾斜地。
イギリス男児の友人がくわでならしてつくってくれた
貴重な平スペースがある。

平スペースは自然と拠点になる。

平スペースに、足場板とブロックででL字のベンチをつくって、
焚き火スペースにしている。
(ペタルとかフーガルとかあるけど、L字ってソシオペタル?)

足場板はこんなやつ。

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.asibaita.jp%2Fitem%2Foutret-asibaita-300020035%2F&psig=AOvVaw1NxKGRvWjmP-KxDwwtv183&ust=1614955371764000&source=images&cd=vfe&ved=0CAIQjRxqFwoTCKjf6Nzvlu8CFQAAAAAdAAAAABAP

足場板ベンチの嵩上げ、ブロック横置き2段から3段に変更してみた。

雨が降ると水滴が土壌を跳ね上げる。

土壌の跳ね上げで足場板が汚れたり、
湿気での足場板の腐敗が心配だったりする。

最適な足場板の高さを模索中。

後日、
雨が跳ね上がる高さはどれくらいなんだろう?
について、
計算しようとしたり、調べてみたり。

結果、30cm以上の高さで雨の跳ね返りでの水、土壌の付着は防げる

https://wallhere.com/ja/wallpaper/136478

雨の水滴は終端速度。水滴の大きさで速さが変わる。
地面に落ちる速さと、地面の状態(葉に覆われている、砂質土、粘性土etc)ではね返る高さが変わってくる。

防水コンセントの取り付け高さを定めている内線規定(JEAC 8001−2005)に答えがあった。

計算、実験、経験、先人の知恵?何はともあれ、ありがたい。

・雨粒の落ちてくるスピード

雨粒の落ちてくるスピードは雨粒の大きさによって異なる。

霧雨(0.15mm):約0.5m/s
細かい雨(0.5mm):約2.2m/s
弱い雨(1mm):約6.2m/s
強い雨(3mm):約7〜8m/s

https://kids.gakken.co.jp/kagaku/kagaku110/science0308/

・ソシオペタル、ソシオフーガル

配置によらず、焚き火の求心力が好き。

ソシオペタル

人間同士が向かい合ってコミュニケーションを取りやすい求心的な状態(対面)。
人間同士が向かい合ってコミュニケーションが取りやすい集合の型をいう。会話や団欒などコミュニケーションが必要な場合には、なるべくこの求心的な人間関係の形をつくりあげる家具配置を行なう。

ソシオフーガル

人間同士の体の向きを背中合わせにしてコミュニケーションを取りにくくするような状態(離反型)。

http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/40100779.html

■足場板ベンチのまわりの切土・盛土

雨で流れてきた土でベンチの下部がなだらかな斜面になってきていたので
そちらも切土して、斜面下側に盛土。

水の力はすごい。

切土、盛土の作業していると土質力学の安息角を思い出した。

・安息角

土(岩石片や砂など)や粉粒体(石炭粉など)を積み上げたときに自発的に、崩れることなく安定を保つ斜面の最大角度を「安息角」と呼ぶ[。
一般的な地上の斜面では35度前後、水中では1〜2度で滑りはじめる場合がある。
安息角は粒子の大きさと粒子の角の丸みや形状により決まる
例えば、山間地における急流部における川砂(砂利)では角が立っている礫材が多くあるので、急角度(約40度程度を形成することが多い。)でも安定であるが、扇状地や、緩い河川の流域の礫材や海砂では角が取れているので緩やかな角度となり、流動が始まる。

http://www.mohno-pump.co.jp/learning/manabiya/c3b.html


最後まで読んでいただき、感謝です(ぺこり)。

ちなみに、前回の開拓記事はこちらです。
まだの方は読んでいただけると、嬉しいです。

#森 #開拓 #山林 #木 #山 #treebase #shinmr

tree base 山林開拓で遊ぶ

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