シンカリオンZ 第15話 「リーダーの資格!怒りのZグランクロス」 感想
シンカリオン感想遅延中につきこちらも今更ですが、お付き合い頂けますと幸いです。
今回のテーマは…闇落ち、再起、道、地下鉄?
・本編感想
今回の導入の流れとしては、これまでブラックストーンがあった場所、あると思われる場所を振り返る→五街道との関連性に気づく→五街道を探るといった感じ。
何故か道にも詳しくなっていたゲンブさんですが、まあ鉄道が好きなら自然とそうなりますよね…
妙なタイミングで入ってくるダイヤさんに笑いました。
ゲンブさんのあの扮装再び…w
これスザクさんに貰ったやつですよね。まだ大事にしてあったんだなぁ…
先週の川口浩探検隊に引き続き、今週も有名番組のパロディが。
その名も「ブラタモリ」ならぬ「ブラゲンブ」。番組ロゴやテロップなど、細部までしっかり作り込まれております。
ちなみに前作では「ブラリモリタ」なる番組もありましたね。
今回の鉄ネタは地下鉄銀座線・万世橋駅。これが今回のお話のカギとなっています。
万世橋駅というのは、末広町-神田間に2年間だけ存在した駅。その2年間というのは、地下鉄が神田川を越えるための準備期間だった。
“大きな目標のための準備”というのは今回のお話のテーマとなる訳ですが、テーマと鉄ネタのリンク、これこそがシンカリオンの毎回のストーリーの魅力だと考えていますので、今回のような話運びは非常に👍。
今回テオティ達がいた場所は京成電鉄の博物館動物園駅という所で、こちらも万世橋駅と同じく現在は駅としての役割を終えています。
Twitterではトレンド入りする程話題に上がっていましたね。
戦闘シーン。
ダークシンカリオンの運転士がアブトだと気付いてしまう部分の演出はなかなか良かったと思います。
仲間が裏切るという展開自体が前作では無かったので、それだけに絶望感がより強くなっているような気がしますね。
「強さは対話のための手段」という前作のくだりがここで活かされてくるのも良かった。
そしてダークシンカリオンのケンタウロスモードに初変形。
玩具の情報解禁時は「なんやこれは!!」と思ってしまいましたが、戦闘シーンを見たらやっぱりカッコよかった。マジレンジャーのウルカイザーを思い出しますよね。
残るデビルモードの登場はいつになるか。
・まとめと次回
…良かった!良い、良い流れになってきてるぞシンカリオンZ!!
鉄ネタをノルマ的に消化するのではなく、ストーリー上における意味をちゃんと持たせ、鉄ネタと毎回のお話をリンクさせる。そうです、これがシンカリオンなんです!
N700S編辺りからグッと面白さが増したような気がするんですが、どうして急にこんな… あまり大きい声では言えないのですが、シリーズ構成から赤星政尚さんが降板されたのと無関係ではないと思うんですよね… 赤星さんが悪いとは言いませんし、初期販促が一通り終わったことによる自由度の高さによるものでもあるとは思いますが。
ともかく、14,15話のダークシンカリオン編(もといゲンブさん編)はN700S編に続いて相当良かったです。最近本当良い流れが来ているので、この調子で段々と盛り上がっていって、無印の頃の活気が戻ってほしい!!
次回は「可憐に降臨!シンカリオン ハローキティ」
…いやこのタイミングでハローキティ回は無理だって!!
こういうの、なんだか仮面ライダー鎧武のコラボ回を思い出してしまいます。
アブト闇落ちというシリアスな状況の中、どういう流れでハローキティとのコラボを達成させるのか、楽しみではあります。
※いかにも初見風に書いていますが、次回以降の回は既に視聴済みです。
【列車図鑑】
No.15 東京メトロ銀座線 1000系
1927年に浅草-上野間が開業した、日本で最初の地下鉄。1939年に全線開業した。
現在運用に使われている1000系という車両は、開業当時に活躍していた1000形をモチーフにしたデザインが施されている。
(手元にテキトーな写真しか無くて申し訳ない…)
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