新米キャリコン

2022年にキャリアコンサルタントの資格を取り、職業紹介会社へ転職。人材ビジネス業界を整理したいと思い、このnoteを始めることにしました。

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2022年にキャリアコンサルタントの資格を取り、職業紹介会社へ転職。人材ビジネス業界を整理したいと思い、このnoteを始めることにしました。

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新卒採用について考える

新卒で入った会社で、会社員人生を終えられる人たちは団塊の世代とバブル世代くらいだと思われます。団塊ジュニアは氷河期世代となり、終身雇用の正社員になる機会すら奪われ、非正規労働者として辛酸をなめています。 Z世代は批判にさらされがちで気の毒ではありますが、なんだかんだで恵まれていると思います。ただ、恵まれているからといって、それが幸福につながるとは限らない、という彼らの主張もわかります。ただ、見捨てられたロスジェネと比較すると、選択肢があるのは、やはり恵まれていると言えるでし

    • 人工知能(AI)と採用について考える

      ここ最近、人工知能(AI)関連のニュースであふれていますね。 エヌビディア、Open AI、アップルの新しいiphoneに搭載されたAI機能など、AIを中心にいろんなことが語られています。 採用においても、AIは活用されていて、応募者に動画を提出させ、合否はAIが決めることもあるそうです。去年の今頃は、すごい時代になったものだ! と思ったのですが、ESや志望理由も、AIでテキストを自動生成できてしまうわけです。 企業も応募者もAIを活用するって、もう、AI 対 AI の

      • 労働に関する統計や調査を学ぶ

        人材業界、人材派遣、職業紹介のビジネス的な側面にばかり目を向けると視野が狭くなり、ちょっと殺伐としてきます。 労働、働くことについて、統計的な資料や論文を読むことは、心のバランスを保つためにも必要だと思っています。 私がこれまでに参考資料として使わせていただいたWEBサイトをご紹介したいと思います。 厚生労働省独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)人事の図書館リクルートワークス研究所就職みらい研究所こちらもリクルートです。 パーソル総合研究所 パーソル総合

        • IT人材紹介・派遣企業一覧

          IT人材の紹介・派遣企業の一覧です。 ITエンジニアほど因果な商売はないと思います。便利にすることで、自分の仕事が奪われるリスクを結果的に高めてしまうからです。人工知能の躍進でさらに自動化や機械学習が進むと、何が起こるのか。5年以内に大きな変化も起こるような気配もあります。そのあたりのことも含め、人材業界の動きから、いろいろ探っていきたいと思っています。 ジャパニアスギグワークスクリーク・アンド・リバー社コンフィデンスレバテックForkwellGeekly

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        • 採用のお仕事
          13本
        • 人事のお仕事
          3本

        記事

          技術者派遣企業一覧

          今回は技術者派遣の企業一覧をお届けします。 以下の図書を参考に作成しました。 オープンアップグループメイテックテクノプロ・ホールディングスフォーラムエンジニアリングWDBホールディングス

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          求人広告・就職情報提供の企業一覧

          人材業界=求人広告会社だと思っている人は多いのではないでしょうか。かくいう私の認識もその程度のものでした。実際、業界規模を大きくしているのは、これらの会社だから、あながち間違いではないが正しくもない、といったところでしょうか。 今回は求人広告・就職情報提供の企業一覧を作ってみました。それぞれに強みと主軸としている事業があると思いますが、それはおいおいまとめていけたらと考えております。 参考にした資料は以下の2冊です。 マイナビディップキャリアデザインセンターエン・ジャパ

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          人材業界ニュースを収集する

          「情報弱者」という表現はあまり好きではありません。ですが、情報収集できるか否かで、無駄な仕事は減らせるでしょうし、新しい仕事を創造することもできたりするのは確かなので、やっぱり情報は大事です。 とはいえ、Googleのアルゴリズムに任せてばかりだと心許ないのも事実です。自分で意識的に見る習慣をつけないといけないと、日々思っています。 そんなわけで、今回は人材業界のニュースを集められるサイトの一覧を作成しました。 日本の人事部運営会社:株式会社HRビジョン HRog 運

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          24卒の就職率は過去最高98.1%

          2024年5月24日の読売新聞のオンライン記事を見て驚きました。 今春の大卒就職率、過去最高98・1%…企業の人手不足感高まりコロナ禍前上回る(読売新聞 2024/05/24 10:58) 2024年卒業の大学生の就職率は98.1%でした。98.1%といったら、就職したいという意思を持って就職活動をした人たちは、ほぼ就職できたことを意味します。 しかしながら、就職活動の波に乗り切れない人も中にはいて数値には表れていない人もいるでしょう。また、内定はゴールではないので、働

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          総合人材サービス

          どうも、新米キャリコンです。 東洋経済新報社の『業界地図』で主要な企業を眺めてはいたのですが、やはりウェブサイトも定期的にチェックしなきゃと思いつつ、放置しておりました。眺めているだけでは頭に入らないし、いちいち検索するのも面倒だから、このnoteで自分のリンク集を作ろうと思っております。 今回は総合人材サービスの主要企業をとりあえず並べてみたいと思います。 国内1位 リクルートホールディングス - Recruit Holdings 国内2位 パーソルホールディングス

          総合人材サービス

          人材サービスとはなんぞや

          どうも、新米キャリコンです。 わたしは、もともと人材サービス業に興味はありませんでした。教育関係の仕事をしていたので、若年層のキャリア支援などができればいいかなと思っておりました。 ただ、教育機関の仕事は契約社員や派遣社員といった有期雇用であることがほとんどで、今はそのタイミングではないと思い、キャリアコンサルタントの資格手当のある有料職業紹介の会社に転職を決めたのでした。 日本で暮らしていれば、リクルートなんかは知らずにいるほうが難しいですよね。でも、ちょっとした胡散

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          新米キャリコンが人材業界をゆく

          はじめまして。 新米キャリコンです。 2022年にキャリアコンサルタントの資格を取得し、せっかくだから資格を活かそうと職業紹介の会社に転職をしました。 仕事を理解するにつれ、徐々に違和感がでてきました。人材と企業のマッチングというのは建前で、企業のニーズを満たすことが最優先であること。収益がなければ首が回らなくなるため、当然といえば当然です。ただ、求職者を見るとき、かなり上から目線になってしまうことに強烈な嫌悪感があります。 派遣会社で派遣する側の人たちが、謎の上から

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