真帆しおん*MAHO Shion

文筆家(旧筆名は真帆沁)/アンデルセンのメルヘン大賞受賞ほか /札幌出身、北海道大学農…

真帆しおん*MAHO Shion

文筆家(旧筆名は真帆沁)/アンデルセンのメルヘン大賞受賞ほか /札幌出身、北海道大学農学部卒/詩や物語を書きながら雑誌編集長を経てフリーに。エディター&ライター歴35年。執筆・編集・校閲・添削・講師も承ります/クリスチャン。プロテスタントのカルヴァン派教会に所属しつつ行動は超教派

マガジン

  • IMAKIRIエッセイ ~いまどきのキリスト者の静かな日常

    IMAKIRI〈いまどきのキリスト者〉である私の暮らしをのんびり発信しています。日々の出来事や思うこと、猫との生活、料理やガーデニングなど。ときには聖書の話も。空はいつも美しく、緑や花や草や水は生命感にきらめいている。そんな話も。

  • ある日の我が家の猫たちです。

  • お知らせ/INFORMATION

    執筆媒体、メディア出演など、お仕事関連の情報です。

  • 心にほんのり光をともす

    私自身が自分を癒やしたり、癒やされたりする過程で知ったこと、感じたことをシェアしていきます。読んでいただくことによって、誰かの心にほんのり光がともればうれしい。

  • くらしと聖書の美しいことば ~キリスト教の信仰について

    私がくらしのなかで使っていることばから、美しいなあと思うもの。そのうち、とくに聖書に出てくるものについて、語ってみようと思います。キリスト教の信仰について、私自身の体験をもとに考えてみたことなども。

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筆名を少し変えました

 真帆 沁 → 真帆しおん  と、このたび筆名を改めました。  こちらの記事でも書いたとおり、  元々は「真帆しん」としていた筆名に、あるとき画数を気にして「沁」という漢字をあてました。  実はそのとき、本当は「しおん」にしたかったのです。ただ、当時はクリスチャンではありませんでした。そのためなんとなく気が引けたこともあり、しんという音はそのままで沁という漢字を選んだのですが、気がついたらキリスト教の洗礼を受けてクリスチャンになっていました。  そして、この夏。  人生

    • いま借りている本。ギャレット・フレイマン=ウェア『マイ・ハートビート』、テレサ・トムリンソン『水のねこ』、アーモンド『星を数えて』『肩甲骨は翼のなごり』、オッペル『エアボーン』、ウェストール『ゴーストアビー』、メリック『だれかがドアをノックする』、ハーン『時間だよ、アンドルー』

      • ある日の猫*神々しい?

        • 今借りている本。ウェストール『ゴースト・アビー』、キース・グレイ『ジェイミーが消えた庭』、アン・メリック『だれかがドアをノックする』、メアリー・ダウニング・ハーン『時間だよ、アンドルー』、ケネス・オッペル『エアボーン』、ソーニャ・ハートネット『木曜日に生まれた子ども』『銀のロバ』

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        • いま借りている本。ギャレット・フレイマン=ウェア『マイ・ハートビート』、テレサ・トムリンソン『水のねこ』、アーモンド『星を数えて』『肩甲骨は翼のなごり』、オッペル『エアボーン』、ウェストール『ゴーストアビー』、メリック『だれかがドアをノックする』、ハーン『時間だよ、アンドルー』

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        • 今借りている本。ウェストール『ゴースト・アビー』、キース・グレイ『ジェイミーが消えた庭』、アン・メリック『だれかがドアをノックする』、メアリー・ダウニング・ハーン『時間だよ、アンドルー』、ケネス・オッペル『エアボーン』、ソーニャ・ハートネット『木曜日に生まれた子ども』『銀のロバ』

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          ひさしぶりにうれしいお知らせ0902

           今日はnoteからうれしいお知らせをいただきました。前にいただいたときからずいぶん間が空いていたため、ほぼ不意打ち状態でびっくりしました。  ありがたい驚きでした。  みなさま、ありがとうございます! ◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから sabinekolandさんの作品を使わせていただきました。 ありがとうございます。

          ひさしぶりにうれしいお知らせ0902

          胸を打つクリスマス休戦と、戦争のむごさ◇『銃声のやんだ朝に』

           1914年のクリスマス。  第一次世界大戦のさなかにあって、前線で対峙していたイギリス軍とドイツ軍の兵士たちは、いっとき休戦し、ともにクリスマスを祝った。互いの塹壕に挟まれていた戦場は、つかの間、サッカー場に――。  実際にあったというクリスマス休戦を題材に、17歳のサッカー選手を主人公にして描かれた物語がこちらです。 ジェイムズ・リオーダン『銃声のやんだ朝に』 (残念なことに、版元絶版になっているみたい。古書なら手に入るかもしれません。私は図書館から借りて読みました

          胸を打つクリスマス休戦と、戦争のむごさ◇『銃声のやんだ朝に』

          8月が過ぎてゆく

           そろそろ月末。  今月分の原稿納品も本日無事に完了し、8月の残りの2日間は休めそうです。  台風のニュースを注視しながら、家にこもって過ごすつもり。  みなさまも、じゅうぶんにご注意くださいね。  2024年に入ってから、なんだかあっという間に8月が過ぎてゆくようです。え、もう9月になるのか~という感じ。  子どものころは、1年がもっと長く感じました。ひとつひとつの経験が、新しくて濃密だからでしょうか。  ではいま、新しい経験をしていないかというと、そんなこともありませ

          昨日のお昼はアボカドのパスタをつくりました。いつもは、つぶしたアボカドににんにく(すりおろし)+マヨネーズ+醤油で味付けするのですが、にんにくを切らしていたため、かわりにワサビを入れてみました。和風の味わいになり、これはこれでいけました! ※写真はふたり分です。

          昨日のお昼はアボカドのパスタをつくりました。いつもは、つぶしたアボカドににんにく(すりおろし)+マヨネーズ+醤油で味付けするのですが、にんにくを切らしていたため、かわりにワサビを入れてみました。和風の味わいになり、これはこれでいけました! ※写真はふたり分です。

          美しく危うい青春の恋、そして…◇『禁じられた約束』

           子どものころに「こんな大人がいてほしい」と願ったような大人に、いまの自分は、なることができているだろうか。いろんな言い訳をして、自分のことは棚に上げ、子どもや年下に「こんな人でいてほしい」を押しつけてはいないだろうか?  ストーリーとは直接関係ないけれど、ロバート・ウェストール『禁じられた約束』を読んで、そんな問いが残りました。  ロバート・ウェストール『禁じられた約束』  第二次世界大戦が始まる直前のイギリス。14歳のボブは、同級生の病弱な少女ヴァレリーと、ひょんなこ

          美しく危うい青春の恋、そして…◇『禁じられた約束』

          いま借りている本。ジェイムズ・リオーダン『銃声のやんだ朝に』、ソーニャ・ハートネット『銀のロバ』、カレン・クシュマン『ロジーナのあした 孤児列車に乗って』、ロバート・ウェストール『禁じられた約束』、イリーナ・コルシュノフ『彼の名はヤン』、湯本香樹美『春のオルガン』。真夏も読書…🎶

          いま借りている本。ジェイムズ・リオーダン『銃声のやんだ朝に』、ソーニャ・ハートネット『銀のロバ』、カレン・クシュマン『ロジーナのあした 孤児列車に乗って』、ロバート・ウェストール『禁じられた約束』、イリーナ・コルシュノフ『彼の名はヤン』、湯本香樹美『春のオルガン』。真夏も読書…🎶

          ある日の猫*カメラ目線からの、あくび

           たまにはサビの子の眠っていない写真を撮ろうと、がんばってみました。

          ある日の猫*カメラ目線からの、あくび

          少年の心を忘れずにいたい大人たちへ◇『ロス、きみを送る旅』

           性別にかかわらず、未成年だったころの感覚をずっと大切にしたいと思っている、という意味でいえば、わたし自身が「少年の心を忘れずにいたい大人」といえます。  そんなわたしと似た思いを抱いている人たちへ、ご紹介したい本に出合いました。  キース・グレイ『ロス、きみを送る旅』  親友のロスが事故で死に、自殺の疑いもかかるなか、やり場のない気持ちを抱えたブレイクとケニーとシムは遺灰を持ち出して旅に出ます。ロスが生前、行きたいと話していた「ロス」という名の町を訪ねて。イングランドの

          少年の心を忘れずにいたい大人たちへ◇『ロス、きみを送る旅』

          美しい瞬間がよみがえってくる。きっと、つらい記憶が浄化されたから

           最近、実感していることがあります。  つらかった幼少のころの思い出を「もういいや」とあきらめて、「嫌だ」という気持ちに支配されなくなってから、ふとした拍子にこれまで忘れていた美しい記憶がよみがえってくるのです。  たとえば、真夏に近所の道端で毎年咲いていた赤と白のタチアオイの花。青空に向かって伸びて咲くその花がわたしは好きでしたが、単純に好きというだけでなく、それを眺めているときは心地良い不思議な空気感に包まれたものでした。なんだろう、きらきらした世界、つまり「ここではな

          美しい瞬間がよみがえってくる。きっと、つらい記憶が浄化されたから

          小さい星をきみに…◇『みどりのゆび』

           有名な作品ですが、子どものころにタイミングを逃して、今回はじめて読みました。  モーリス・ドリュオン『みどりのゆび』。  主人公のチトは、とても純粋で優しい少年。ある日、自分が不思議な〈みどりのゆび〉を持っていることに気づきます。そのゆびで触れると、植物の種がたちどころに芽吹いて花を咲かせるというもの。チトは、花のちからで人びとの悲しみを癒やし、戦争をなくそうと考えますが――。  サン=テグジュペリの『星の王子さま』と同様、大人にこそ読んでほしい詩的なメルヘンです。ただ

          小さい星をきみに…◇『みどりのゆび』

          やすらいで眠れる幸せ

           いつもは、オリンピック開催中も夜は眠るようにしていました。  でも今回は、朝4時に起きてバレーボールを観たり、深夜まで柔道の試合を応戦したりして、フリーダムな睡眠サイクルになっています。  そのぶん、日中に眠くなったタイミングでのんびりお昼寝。  この夏は、自宅で静養気分で過ごしています。これまでの人生で蓄積してきた疲れを癒やす、充電期間のようなもの。 「何かしなくちゃ」と自分で自分を追い立てず、とにかく休むと決めています。やがて「退屈だ~! 〇〇がしたい」という気持ちに

          やすらいで眠れる幸せ

          今日のお昼ごはんはキャベツとツナのパスタにしました。味付けはシンプルに塩とこしょうだけ。ツナ缶にすりおろしたにんにくとオリーブ油を加えて和えました。ちょっぴりバーニャカウダに似た感じの味になり、おいしかったです。

          今日のお昼ごはんはキャベツとツナのパスタにしました。味付けはシンプルに塩とこしょうだけ。ツナ缶にすりおろしたにんにくとオリーブ油を加えて和えました。ちょっぴりバーニャカウダに似た感じの味になり、おいしかったです。