1980年代の曲、勝手に紹介していく
はぁい、始まりました。FM適当局、周波数はなんなんなんぼ、某所スタジオ(民家)からお届けしています「話したくなる80年代ヒットソング」のお時間です!
お相手は、わたくし、「ええ加減でええねん」A面です。
年末にいうことないんか、と思うけど、今、Xからもテレビからも逃げているから好きなことをお話ししていこうと思います。
アシスタントにB面を誘って通話でもしようかと思っていたけど、ライドに行くらしいので勝手に喋り続けようと思います。
年越しの雰囲気が苦手で、どうしても平穏を保ちたくて。
わたくしですね、山下達郎さんの「RIDE ON TIME」を数年ぶりにきいて、やっぱりこの時代の音楽、好きだわと思ったんですよ。
そこで、紅白がある今の時間に何かできることはないかと考えたところ、10年ぶりにラジオの原稿を書こうと思った次第です。
こんなふうに、原稿は「全部しゃべり言葉を打ち込んで」いたことを思い出して少し懐かしい気分ですね。昔ご縁があって、地元のFMで収録のパーソナリティをさせてもらっていました。
さて、「話したくなる80年代ヒットソング」。今回は私の好みの曲とその背景についてお伝えして行けたらいいなと思います。
それでは早速一曲目、
山下達郎さんで「RIDE ON TIME」
TBS系ドラマ日曜劇場『GOOD LUCK!!』 主題歌として2003年にリバイバルした一曲です。1980年9月にリリースされたこの曲でしたが、古さを感じさせない突き抜けるような爽快感、解き放たれるようなパッション。
どこへ行こうというのかわからないけれどもいますぐに動き出したくなる。
愛の力が僕らを遠くへ導いてくれる。
そんな一曲です。
ちなみにアルバム版は、
私はwow!wow!と歌う山下達郎さんが好きなんですよね。声の透明感があって落ち着くんです。
それでは二曲目
REBECCAさんで「フレンズ」
こちらも平成になってから「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」というアニメの主題歌としてリバイバルしました。ベースとドラムのリズム隊が刻むハイテンポに、マイナーなコード進行、何が始まるんだろうというイントロから、「口づけを、かわした日は」というインパクトある歌詞が始まります。
二人ぼっちになってしまった世界の隅っこで、僕たちは一体どうしていこうかな、というような少しの寂しさも感じさせる。けれどもポップで。口づけを交わしたのに「フレンズ」とは何故だろうか、とか色々と感じていました。
なるほどな、ストーリー性のある歌詞の雰囲気はユーミン譲りなのかもしれないです。ストーリー性のある歌詞は好きですよ、私。
それではユーミンの話が出てきたのでここで三曲目、
松任谷由実さんで「BLIZZARD」
1984年リリースのこの曲は、バブル期のスキーブームを後押しした曲でもあります。
私が特に好きな部分は「軽いバウンド ギャップを飛び越え ゴーグルの雪 結晶に変わる」です。彼はいかにもスキー慣れしている感じで、もう主人公の女の子は彼にメロメロですね。きっと、という解釈をしていました。
やはり、スキーといえば、の曲ですね。松任谷由実さん楽曲はストーリー性があり、短い言葉の中に出来事を連想させるフレーズがふんだんに仕込まれているので、聞いたみんなが、同じような体験ができるのだと思います。
さて、そろそろお開きの時間です。最後は私が2000年代になって初めて知った曲ですが、それでも人生に影響を与えてくれた名曲をご紹介しておしまいにしたいです。
TM NETWORKさんで「Get Wild」
アニメ「シティハンター」のエンディングになった一曲です。
私の好きなポイントは、ハードボイルド(ジャンプ系だからシリアスばかりじゃないけど)な作風のアニメにぴったりな歌詞作りです。
そしてなんと言っても、現代音楽史に名を刻むのは「小室コード」や「Get Wild」進行と呼ばれるコード進行です。
少しナーバスな時、勇気が欲しい時、何かに誓いたい時に聞きたい一曲です。
エンディングのアニメーションとも親和性があって勇気をもらえる一曲です。
イントロからサビに向かっていくメロが夜明けの街に一人立つ自分と重なるのです。
ハードボイルドに、背中で生き様を語るように今日という日を歩いていきたくなる一曲です。
あっという間にお時間になってしまいました。
今年も、皆さんの記事を読むことができて楽しかったです。
来年も、さらなる飛躍の年となりますように。
良いお年を〜