鍼灸師くー、ふわっと心もときほぐす

日々の業務は訪問鍼灸。 NLPカウンセリングとワークを駆使した治療にも挑戦中です。 …

鍼灸師くー、ふわっと心もときほぐす

日々の業務は訪問鍼灸。 NLPカウンセリングとワークを駆使した治療にも挑戦中です。 鍼で治る治療と、これまでの価値観や思い込みを見直してみて脳や心にアプローチすることで治る治療があるようです。 どちらが良いということではなく、その時々で効果が高いと思われる方を活用します。

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    良かった記事、学べた記事、惹かれた記事、イラストが好きなどなど

  • 訪問鍼灸 魅力的な高齢者の皆さんとの日常風景

    訪問鍼灸で日々行っている高齢者の皆さんからは癒しをもらってます。そんな現場レポートの記事だけをまとめました。

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    NLPを活用した内容をご紹介した記事をまとめてます。「NLPって何?」やその魅力が少しでも伝わるように記事にしてます。是非読んだみてください。

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他人を救いたいのは、自分を救いたいから

気がつくと 誰かの役に立ちたいとか、 目の前の困っている人を助けたいとか、 どうかすると偽善なんじゃないかと思う自分がいて、それがどうしてなのか分からずにいた。 でも、きっと、それは 目の前の人を自分だと思っているから。 赤の他人を救っているわけではなく、 過去の自分や、未来の自分、そして今の自分を救いたいんだと思う。 いや、そもそも目の前のその人が本当に救われているかどうかさえも分からない。 それでも、自分の目に映るその人は助けを必要としているように見えるし、そして、

    • きっと治せるよ、関節リウマチ!その原因は腸内環境にあった!?

      前回記事おさらい 今回はこちらの記事の続編です。 前回、関節リウマチを自力で治した人の話を書きました。その人は主に食事療法と運動療法で治した、という話でしたね。 なぜそれで治るのかを正に説明している人がおられました! このドクター石黒氏のYouTubeでしっかり解説されてます。是非ご覧ください! もし見るの面倒だなって方は、最後に私が文字に起こしたものを読んでいただいてもある程度は分かるようになっています。 が、正確に理解するにはドクターのお話を直接聞く方が確実

      • 3年で関節リウマチを自力で治した人に出会った!

        関節リウマチってどんな病気? さて、皆さん、 関節リウマチってどんな病気かご存知ですか? 最初に、 「あれ?これってもしかしてリウマチじゃない??」 ってなるのが、 手指の関節が強張ったり、腫れたり、痛みが出たりみたいなことが多いと思います。 手指に限らずですが、 関節のどこかの痛みや違和感がこの病気を疑う最初の症状かな〜と思います。 その痛みの理由は、 関節内に存在する滑膜という組織が異常増殖することによって関節内に慢性の炎症が生じているから で、その異常増

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          麦子さんの心がほどけて-④

          前回の続きです。 私の意識が変わったからか、麦子さん、少しずつ受け入れてくれているような感じがしました。 最初は気のせいかな?くらいだったんですが、段々と会話をしてくれるようになり、時には歌を歌ったり、機嫌が良いな〜という日が出てきたり、そして何より時間をマックスまでやらせてくれるようになっていました。 「もういいでしょ」 とスパンと切られることがなくなりました。 そして、触らせてくれる範囲が徐々に広がり、麦子さんが苦手とする麻痺のある右手や右足に触れても嫌がられな

          麦子さんの心がほどけて-③

          前回の続きです。 ちょうどNLPを習っているところだったので、麦子さんとの関わり方を先生に相談したりしていました。 く「利用者さんで拒否がある方がおられて、そんなに激しく拒否というわけではないんですけど、でも受け入れてくれているわけでもなくて、今はラポール(信頼関係)を築くことを最優先に考えて接しているんですけど、どうしたらいいんですかね?」 そこで先生に聞かれたのが、 先生「何か困っていることがあるんですか?」 く「え…?」 しばしフリーズです…。 えっと…困っ

          麦子さんの心がほどけて-②

          前回からの続きです。 しばらく警戒モードの日々が続きました。 訪問する。 ギロリと見る麦子さん。 く「こんにちは😊 リハビリです。今からマッサージをしますね。 足が固まってしまわないように少し動かしたり、マッサージをしてほぐしていきます。 足、ちょっと触りますよ」 警戒モードバリバリの麦子さん。 でも、まだ拒否するところまではいってません。 受け入れてもないですが。 じーっと様子見しています。 く「もし痛かったら教えてくださいね。 すぐにやめますからね。 麦子さん

          麦子さんの心がほどけて-①

          本日はまた訪問鍼灸で訪れている高齢者施設での話をご紹介させてもらいます。 私が担当させてもらってる方は高齢の認知症の方が多く、ご家族からの依頼で訪問しているケースが多いです。 大半の人が穏やかで「いつもありがとうね」みたいな感じで受けてくださっているんですが、ある時、先輩からの引き継ぎで拒否が強く難しい女性が担当につきました。名前は仮に麦子さんとしておきます。 先輩が担当していた頃、 大声で「やめてください」「帰ってください」「出ていってください」と言われたり、 念仏の

          クローゼットぱんぱん問題

          さて、皆さん、突然ですが、 クローゼットの服って整理できていますか? 私は昔っからクローゼットはパンパンです。 着もしない服でいっぱいです。 捨てられんとです。 そんなことがなんとな〜く気にはなっていながら見ないふりをして過ごしていたら、 先日、オオツカプラスワン会員様限定の無料視聴セミナーなる案内メールが届きました。 (*オオツカプラスワン会員ってのは、最近私がホルモンバランスの崩れを心配して飲み始めたエクオール商品を買うために登録した大塚製薬の通販会員のことです

          NLPワークで腰の痛みの治療[50代女性Eさん]-③

          では、前回の続きです。 ここから少し話が変わります。 皆さんは、過去に何か良いアイディアが浮かんだり、閃いたみたいなことありますか? ありますよね? 誰しも何かしら良いアイディアが浮かんだり、閃いたりしたことはあると思うんですが、その中でも特に印象的だった閃きについてEさんに聞いてみました。 E「え、次は閃きですか? えーと、あったと思いますけど、急に言われると咄嗟に出てこないですね。何があったかな〜…」 焦る必要はないので出てくるまで待ちます。 E「ん〜、あ、

          NLPワークで腰の痛みの治療[50代女性Eさん]-③

          いくつになっても子を想う親心に涙した話

          私が訪問鍼灸で担当していた利用者さんに100才の豆太(仮名)さんがおられました。 100才ですが認知症もなく頭はシャンとされていて、高齢者施設で暮らしておられます。娘さんのご依頼で腰痛治療と、施設生活で足腰が弱ってしまわないようリハビリも併せてご依頼いただいており、週に一度訪問し鍼灸施術と下肢筋力トレーニングを実施していました。 ちょいちょい過去形になっているのは、そうです。今はもう訪問をしていないからなのです。ただ、安心してください。ご健在です。 今日書かせていただく

          いくつになっても子を想う親心に涙した話

          NLPワークで腰の痛みの治療[50代女性Eさん]-②

          さて、前回の続きです。 ①をまだお読みでない方はこちらから先にどうぞ😊 Eさんにとって不都合と感じている腰痛を 『6ステップ・リフレーミング』のワークでなんとかならないかチャレンジしてみる、というお話でしたね。 『6ステップ・リフレーミング』のワークって何? と思われた方、前回の投稿で説明しておりますので、先に①の方をご覧いただければと思います。 *ちなみに誘導の声かけはNLPワークの著作権のようなものにかかってしまうかもしれないので伏せさせていただき、代わりに少しでも

          NLPワークで腰の痛みの治療[50代女性Eさん]-②

          NLPワークで腰の痛みの治療[50代女性Eさん]-①

          昨日、腰の痛みをお持ちの50代女性Eさんが来てくれました。若い頃からヘルニア持ちで腰が基本的には常に痛いそうです。痛みの程度は軽めの時もあるし、すごーく痛いこともあるそう。 まずはその話題にいきつくまでの導入から少しご紹介します。 く「今、一番気になっていることは何ですか?」 聞くと、Eさん、今とても穏やかに恵まれた暮らしをされていて特にこれと言って気になることはない、とのことでした。以前は少しご主人との関係性について気になっているような話もされていましたが、現在はそれ

          NLPワークで腰の痛みの治療[50代女性Eさん]-①

          鍼灸師によるカウンセリングメインの刺さない治療への挑戦

          はじめまして、鍼灸師くーです。 今は高齢者施設を訪問しながら訪問鍼灸を行っています。その傍ら、カウンセリングメインの治療院を開業すべくNLPというカウンセリング技術を習得中です。 ここでは、NLPって何?って話を主題として、開業に至るまでの過程と開業後の日々の業務、そしてその中での気づきなどを記録していこうと思っています。 そして、訪問鍼灸で出会った魅力的な患者さんたちとのエピソードも紹介していきます。

          鍼灸師によるカウンセリングメインの刺さない治療への挑戦