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SHINKUKAN podcast #70スペシャルゲスト「MCミチ」後半

SHINKUKAN Podcat #70は前回に引き続きスペシャルゲストにMCミチさんを迎えた後半パートのテキストバージョンです。

配信日:2022/8/25

 おはようございます。音楽プロデューサーそして世界のミュージックアワードを研究しているWELCOMEMANです。この番組は世界の音楽ビジネスニュース、世界のミュージックアワードに関連するアーティストや楽曲を紹介しつつも、日本の素晴らしい音楽もお届けしていきます。
 世界と日本の架け橋となる音楽情報発信基地になることを目的としております。
 さあ今回はスペシャルゲストを招きしてトークセッションを繰り広げております。 日本のアーティストを世界に発信するためにはまず、リスナーの皆さんに日本の素晴らしいアーティストを知ってほしいということで、WELCOMEMAN独自の角度で僕自身が知りたいことをズバリ伺っております。それでは今回のゲスト・MCミチの楽曲を聞いてください。「エアプレーン Feat.巧龍一」

WELCOMEMAN:さあ、お送りしたのはMCミチで「エアプレーン Feat.巧龍一」でした。

MCミチ:ありがとうございます。

WELCOMEMAN:改めまして、MCミチさんよろしくお願いします。

MCミチ:よろしくお願いします。

WELCOMEMAN:前回、ハイブリッドなお話をしていただいて、僕もすごい共感があったんで前半をお聞きでない方はぜひ聞いていただきたいんですが、今までの音楽の活動の内容とかを伺ってて、今回はこれからどういうふうに活動してるかっていうのと、僕もやっぱり社会的な問題とか今のこの経済が不安定な状況とか、心理的にも生活しにくい状況の中で、ミチさんが普段考えられてることを赤裸々に聞きたいなとは思ってまして、いろんなテーマがあるとは思うんですが、まずこの収録日は第7波真っ只ですが、今、コロナがやってきてる状況で、なかなか自粛もそうですし、いろんな考え方があるんですけど、まずはミチさんがこういう今のコロナの状況どうお考えなのかなっていうのを伺ってもいいですか。

MCミチ:これに関してはいろんな考え方があって自分の主観ばかり述べてしまうと他の人のことを傷つけてしまう可能性とかいろいろあると思うんですけど、でも今一つ言えることはミュージシャンとか、何かその配信、コロナが起こったことはネガティブなことかもしれないんですけど、それによって配信など人々に発表していくツールが増えたことっていうことはすごくいいことだと思うんで、そこでミュージシャンがマインドを強く持って今こそ、いろんなことが発表していく必要があるかなとは思ってます。そこが重要なようなことだって思ってますね。

WELCOMEMAN:特に制作とかはすごいスピードで今、配信もね、Spotifyとかされてますもんね。
 いわゆるネガティブになっているような状況を音楽の力で変えていきたいっていうことが特にラッパーもそうですし、音楽やってる人たちが重要なミッションっていうか。

MCミチ:ここは大きなミッションだと思ってます。僕の周辺のラッパーの人もコロナ以前は活発に活動していった人でも今、活動休止してる人が増えていて、そういう人が増えて残念な一方で、今、このコロナの機会に活動が活発化してる人も増えてきてるんで。そこは考え方かなと思ってます。

WELCOMEMAN:そうですね。トークしていくにあたってもやっぱりこう言葉をかなりチョイスしないといけないっていう現状もこれも結構ストレスだなって言いたいこといっぱいあるんだけどねっていう、人の価値観も大きく変わってきているし、僕、直近ですごい感じるんですけど、この今、第7波が来てる状態でもうマスクとかもグレーになってるじゃないすか。マストなのか、個人の判断で任せてもらえるんかみたいな。ただ日本の雰囲気はしとかないといけないよとか、この辺って何か思うことあります?

MCミチ:難しいですね。特に日本は同調圧力がめちゃめちゃ強いと思う。今日、このスタジオに入ってくるときも僕は実はマスクをしてないんですよ。
 これは人によっていろんな考え方があって、このことによって非難を受けることかもあると思うんですけど、そうですよね。

WELCOMEMAN:収録している今、ミチさんとお話させてもらってるときにも一つアクリル板を挟んで喋らせてもらってますんでやっぱりこうね、スタジオで収録させていただいてますし、お立場もある状況の中でこれはもう正しい判断だと思うし、今、僕もマスクしてないんですよ。なんとなく僕、マスク掛けを自分のよく聞くヘッドホンでするっていうのはマイトレンドに勝手にしてて、言っていいことかどうかわかんないんですけど、アクリルもあるじゃないですか。

MCミチ:これでウイルスって防がれへんと思うんですよね。それに関してもいろんな考え方があると思うんですけど、でもなんかこのマスク1枚で人とのコミュニケーションに一つ障壁が入ってしまうことによって、人から直接受ける感動ってのも減ってきてしまうっていうのはあると思うんですね。

WELCOMEMAN:そうですね。

MCミチ:そうなんすよ。今こういう時代になってきてこういう障壁が増えてきて、人との感動、人から受ける感動が減っていく中で、何て言うんすかね、よりライブパフォーマンス等が重要になってくるかなと思ってます。

WELCOMEMAN:確かに。僕も普段は現場でお仕事しているので特に夏シーズンになってくるともうフェスにずっと行ってるんですけど、やっぱりマスクは必須で皆さんマスクをされてますが、フラストレーションを感じるんですよ。
 マスクのフラストレーションっていうかいわゆる音楽をもっと楽しみたいっていうフラストレーションを感じてて、明らかにコロナ前と今とは環境が違うんだけど、音楽の本質ってどこにあるんやろみたいなって、もう一回考えなあかんターンにきてると思ってるんですよね。
 ミチさんの活動もSNSで確認させてもらってる状況だけなんですけど、すごいライブもされてるし、だからあえてここアクティブにいろいろアクションかけてんのかなっていう。

MCミチ:そうですね。完全にそんな感じですね。

WELCOMEMAN:なるほどメッセージとしてはやっぱりポジティブに向き合っていこうぜっていうところを今お考えですか、このコロナに対しては?

MCミチ:これも言葉を選ばないといけないんですが、政府の言うこととか、社会の雰囲気とか、同調圧力っていうのに同調する人がいるのも仕方ないと思います。
 でも、ミュージシャンで自分から発信していく人、自分が広告塔として発信していく人そこに別に同調しなくてもいいよと思ってます。

WELCOMEMAN:でもやっぱり、表現者っていうかアーティストの人たちが声を上げていかないと、もちろん守りの姿勢の方がいわゆる、なんでもかんでもOKって言えない立場もあると思う。

MCミチ:もちろんそこに全部同調してしまうのはミュージシャンとしていろんな方がおられると思うんですけど、僕は今こそ活動を活発化していくことが正解やなとは思ってますね。

WELCOMEMAN:いやもうやっぱりラップやられてて、そこから10年社会人をやられて、いろんなものが見えてきた中で今のお考えになってると思うのでルールを破るとかではなく、新しく、いいものに作り変えていく、それを提案していくのはは音楽でもできるしってことですね。

MCミチ:そうですね。これを何か政治的活動とかをするっていう方法も一つあると思うんですけど、でも間接的に音楽で何かそういうメッセージを送ってて、人々の意識に影響を与えていくことってのは重要なことかなと思うのでそういうことをやってます。

WELCOMEMAN:素晴らしいですね。なるほどな。これからミチさんは今、2022年の夏ですけども、例えばこれからこういう活動をやっていこうかなとかっていうのありますか?

MCミチ:今だから今の時代の空気を反映したような作品を集めた5曲入りのEPを制作しているので、それを今年中、もしくは来年の頭ぐらいまでに発表できればいいかなと思って制作を頑張っています。

WELCOMEMAN:素晴らしい。またそこに合わせてライブの活動とかも

MCミチ:そうですね、はい、やっていこうと思ってますんで。

WELCOMEMAN:めちゃめちゃ忙しいですよね。今お仕事で整体師をやられながら、その間、音楽活動もやってると休みとかないんじゃないですか?

MCミチ:そうですね。ほとんど。

WELCOMEMAN:今日の収録もその合間を縫って来ていただいてるような状況ですか?

MCミチ:なんですけど、なんか僕が歌詞を思い浮かぶ瞬間って、音楽と向き合ってるあの先週のお話、にもちょっと繋がってますけど、僕が歌詞を思い浮かぶ瞬間ってラップを作ろうと思ってる瞬間じゃなくて他の仕事、整体の仕事をしている瞬間に思い浮かぶことが多い。
 全く音楽とは別の社会生活を送って、その活動しているときに思い浮かぶことが多いです。


WELCOMEMAN:実はそのタイミングですごいインプットしてるんですね。

MCミチ:そうなんです。

WELCOMEMAN:だからアウトプットするタイミングでワーッとか。

MCミチ:そうそう本当にそんな感じなんすよ。音楽を作ろうとして音楽を作ろうとしていないって感じですね。

WELCOMEMAN:なるほど、そういう意味だったんですね。

MCミチ:社会生活を送っていく上で、普段の社会の一対一では話せないようなことがものすごく増えてくる、そのアウトプットの方法がこういうラップという表現方法だったっていう感じなんですね。
 結構そこは音楽を作ろうとしない方が自分の場合、作りやすい。

WELCOMEMAN:なるほど、作ろうとしない方が作りやすいっていうのを前回も言われてて、どういうことだろうと思ったんすけどそういうことだったんですね。
 だからインプットをいろんなところでしていくっていうことがリリックを書くうえで非常に重要なんですね。

MCミチ:そう思ってます。

WELCOMEMAN:それの集大成が来年のぐらいに出てくると。

MCミチ:EPで発表しようかなと思ってます。チェックしてください。

WELCOMEMAN:皆さん、ぜひチェックしてください。この番組でもちろんミチさんがどういうふうに活動されていくかっていうのを追いかけさせてもらいたいですし、SNSでのやり取りの中になりますが、ぜひいろいろご一緒これからもできれたらと思います。

MCミチ:嬉しいです。ありがとうございます。

WELCOMEMAN:よろしくお願いします。それでは2週にわたってありがとうございました。では最後に曲紹介の方お願いします。

MCミチ:「Fight the Power Feat.1LOW」Yo Check!


WELCOMEMAN:お届けしたのはMCミチで、「Fight the Power Feat.1LOW」でした。
 2週にわたり渡りお届けしてきました、このトークセッションですが、やはり印象に残ってるのはラッパーとしてのキャリア、そして社会人としてのキャリアをハイブリッドさせて今は純粋に音楽を楽しみながらメッセージを発信していってるっていうね、そんな文脈に非常にインパクトを持ちました。
 彼自身がこの奥底にある、音楽に対するピュアな想いそしてみんなに伝えていきたい社会的なメッセージも含めながらね、非常に優しさに溢れてるなっていうふうに思いました。
 またね、大阪出身で非常にトークしやすかったんですよ。
 MCミチさんねちょっとトーク苦手だなんてお話ありましたが和気あいあいと楽しく収録できましたんで、またね、新譜が出た頃にはゲストとしてお越しいただきたいのでリスナーの皆さんぜひともメッセージやコメント、そしてSNSでの拡散をシェアよろしくお願いします。
 ということでミチさんのライブスケジュールだけお届けしていきたいと思います。
 10月29日(土)、12月17日の(土)、「THREE FOLD」というナイトイベントがあります。こちらの会場は、渋谷RLoungeで行われます。詳細はMCミチさんのTwitterをご確認ください。
 最後に私、WELCOMEMANは音楽プロデューサーとして様々なプロジェクトに関わっております。
 音楽ストリーミングプラットフォーム・SHINKUKANライブストリーミングや撮影、ライブイベントが行える次世代のクリエイティブスタジオ・STARTRECのプロデュースも行っております。
 また、WELCOMEMANがCEOを務めるブラッシュミュージックでは、新人発掘および育成、音楽や映像コンテンツの制作、イベント制作、ビジネスコンサルなども行っております。
 将来の夢はグラミー賞主要4部門のトロフィーをゲットすることです。 
 そしてこの番組タイトルでもあります「SHINKUKAN」とは、日本の音楽コンテンツを世界へをモットーに掲げたオリジナルコンテンツが見放題の音楽ストリーミングプラットフォームであり、クリエイターやアーティスト向けの活動サポートも行っております。
 Spotifyを含めた全世界の音楽配信、ライブストリーミング配信、チケット券売まで様々な活動サポートを用意しております。ぜひ、下記のオフィシャルサイトをチェックしてください。



・音楽ストリーミング&ライセンスレベニューシェアプラットフォーム「SHINKUKAN」のSpotify独占配信ポッドキャスト番組です。日本と世界の架け橋となる素晴らしいアーティスト&音楽を紹介しております。

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・WELCOMEMANがCEOを務める大阪発のなんでも音楽事業やりまっせ会社「株式会社ブラッシュミュージック」


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