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『フローチャート新型コロナ後遺症漢方薬』  新見正則

新刊刊行記念! 平畑光一先生とYouTube対談

新型コロナ後遺症チェックシート

僕のクリニック、新見正則医院で使用している新型コロナ後遺症チェックシート、ご紹介します。このチェックシートの斬新な点は、新型コロナワクチン接種後にも同様の症状を呈することがあることをしっかりと謳っていることです。

これはたくさんの患者さんを拝見していると自ずとわかることで、新型コロナワクチン接種でもコロナ後遺症と同様の症状を示すことがあるということを意味します。

① 新型コロナワクチンを接種したことがある
② 新型コロナに感染した(PCR検査、抗原検査、抗体検査などが陽性)
&
③ 倦怠感
④ 微熱
⑤ 食欲不振
⑥ 味覚障害
⑦ 嗅覚障害
⑧ うつっぽい(気持ちの落ち込み)
⑨ 咳
⑩ 息苦しい
⑪ 頭痛
⑫ 関節や筋肉の痛み
⑬ 動悸
⑭ 脱毛
⑮ 睡眠障害
⑯ 6ヶ月以上続く疲れ
⑰ 軽作業後でも回復が長引く(一気に悪化する)
上記、① and/or ② で、③〜⑰のどれか1つでもあればコロナ後遺症の疑いあり。⑮⑯⑰の3つがあればME/CFS (筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)と診断できる。

『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』より

ワクチンNOW

厚生労働省の令和4年3月24日厚生労働省通達(健健発0324第11号) 
「遷延する症状を訴える方に対応する診療体制の構築について」では
新型コロナワクチン接種後の遷延する症状の存在を認め、
かつ診療体制の構築のお願いが記載されています。

しかし、新型コロナワクチン接種後にコロナ後遺症と同様の症状を呈することは
メディアではほとんど報道されていません。

僕は新型コロナワクチンの強硬な反対派でも、新型コロナワクチンの一途な推進派でもありません。『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』の序文にも記したように、正解がないときは納得解を求めるしかないのです。
納得解である以上、僕は政府の方針には基本的に従おうと思っています。

4回目は打っていません!

僕は新型コロナワクチンを3回目まで接種しました。
医師会を通じて強く接種が勧められていたからです。
しかし、自分の接種枠の一番遅い時期に接種をしました。
mRNAワクチンは過去の経験がなく、何が起こるかわかりません。
直感で最初には打ちたくないと思っていました。
4回目以降は、政府の強力な接種要請の姿勢を感じないので打っていないません。

僕が新型コロナワクチンを接種したもう1つ理由は、
接種していないと友人のクリニックでの手伝いで迷惑がかかるからです。
そして、3回の接種を行っていれば、もしも海外に行くときなどもハードルが低くなります。3回の接種と4回以上の接種では、現状御利益に差がありません。

政府が本気で4回目以上のワクチン接種を行いたいのであれば
上手に4回、5回と接種しないといろいろな不利益があるように
制度設計をすればいいと思っています。

つまり、新型コロナワクチン接種は、有効性と副反応による不利益とを各自が考えて、接種の有無を決めればいいことなのです。実際に、20%以上の国民が実はワクチンを1回も打っていないという報道もあります。僕の周りにも医療関係者でワクチンを打っていないひとが実は相当数います。

免疫アップの方法はいろいろ

新型コロナワクチンは感染防止の切り札ではなく、免疫力をアップする作戦の1つと思っています。

ワクチン以外にも、規則正しい生活、十分な睡眠、ストレスの減少、バランスのよい食事、適度な運動、日光を浴びるなどの積み重ねで免疫力はアップすると思っています。

そんなたくさんの選択肢の中の1つがワクチン接種です。
ワクチンを打ちたくない人は、ほかの免疫力アップの方法を行えば、
それも納得解の1つと思っています。

突然香港から取材されたよ!

そんな話をあちらこちらでしていたら、なんと香港フェニックスTVからの取材依頼がありました。中国本土にも放送されるそうです。


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