2021年4月4日(日)新刊刊行記念オンライン・シンポ正しい爪ケアで高齢者の健康とQOLをアップ!
新刊『医療と介護のための爪のケア』の刊行を記念したオンライン・シンポジウム開催!
*日本転倒予防学会認定転倒予防指導士の単位が認められています。
新刊『医療と介護のための爪のケア』は、爪にまつわる基礎知識から、正しい爪切り、巻き爪、陥入爪、爪白癬などの治療・ケア、そのほかに靴選び、歩き方など、付随して知っておきたいポイントを網羅した最新バイブルです。
本書の刊行を記念して、爪が高齢者のQOLに大きく影響することにテーマを絞り、転倒予防のオーソリティ、武藤芳照先生と、爪医療のエキスパート、高山かおる先生にご企画いただきました。
適切なケアがされていない爪は痛いだけでなく、歩きにくさで外出が減ったり、転倒につながったり無視できないにもかかわらず、実際に正しい処置を知っている医療者・介護者はまだわずかです。
「こんな爪、どうやって処置したらいいの?」と悩んでしまうようなケースも
現場では多々あります。ぜひこの機会に適切なケアを学びましょう!
4月4日、シンポジウムのお申し込みはコチラ ↓
テキスト合わせた超お得なセットあります
*高山かおる先生のサイン本(20冊限定)をお求めの方は
備考欄にメモをお願いいたします!
高山かおる先生 おわりにより
今回、多くのスペシャリストに執筆者として参画していただいたことからもわかるようにフットケアの業界は徐々に熱を増している。
しかしまだまだ世間に広く認められたものではない。
自分の爪を切ることができない爪切り難民になってしまう方も多く,衛生的な問題や,低下しているQOLに心を痛める。
たかが爪と思うが,糖尿病があれば壊疽の原因になり,ADLがおちれば転倒問題にもつながる。
そもそも看護師・介護士による爪切りは,保清や保湿といった基礎的なスキンケアのひとつであるが,技術の習得がおいついておらず,煩雑化する業務のなかで埋もれがちである。
そしてなかなか爪切りが一般的にならない原因のひとつに裁判沙汰になった看護師の爪切り事例が心理的圧迫をおこしてるように思う。
本書は爪にまつわる基礎的知識から,爪切りの基礎,実践,そして爪のケアに付随して広げるべき知識を大変わかりやすく解説している。くわえて裁判事例についてとりあげ,どのような経緯でおきた事件なのか,有罪になったあと無罪になった理由を弁護士の先生にご解説いただいた。
この本を手に取った多くの方々に爪の奥深さを楽しんでいただき,ひとりでも多くの方に爪切りに従事していただけることを願っている。