夢を叶えよう 新見正則
大谷選手、コングラチュレーション!
本日、アメリカメジャーリーグの公式戦が終了しました。僕が大好きな大谷翔平選手の夢が叶いました。彼が所属するロサンゼルス・ドジャースがポストシーズンに進みます。
知っていると思うけど、大ファンなんです
今から10年ほど前の日本ハムファイターズ時代、当時小学6年生だった娘と東京ドームに野球を見に行って、彼の存在を知りました。当時から投手と打者の二刀流を目指していました。ベーブ・ルース以来、誰もやったことがない挑戦でした。Zero to Oneが大好きな僕です。異次元の世界への挑戦を夢見ている彼の姿をみて、あっと言う間にファンになりました。
「大谷選手のお父さん」と言われて
2018年、大谷選手はメジャーリーグに挑戦しました。当時、大学で教鞭を取っていた僕は、米国での病院視察をロサンゼルスにして、4回もエンゼルスタジアムで観戦しました。当時はチケットも取りやすく、バックネット裏の特等席も通常価格で入手可能でした。そして、球場に日本人はあまりいませんでしたので、ジャケットを着ていた僕は目立っていたようで何度か「大谷のお父さんか?」と英語で質問されました。
たゆまぬ努力が支援者を惹きつける
その後もずっと応援しています。夢を実現するのに大切はことは、自分の弛まぬ努力と他の人からのヘルプです。日本人の多くの野球選手とは異なり、大谷選手は飲みに出かけることもなく、弛まぬ努力を続けているのだろうと推察しています。そして、二刀流への挑戦を認めてくれた日本ハムファイターズと当時の監督であった栗真英樹監督などのヘルプがあり、夢に近づくことができたのだと思います。他にもたくさんの人に愛され、そしてたくさんの人からの応援があって、努力が開花したのでしょう。
「人事を尽くして天命を待つ」という境地
しかし、上にのぼり詰めればのぼり詰めるほど、努力だけでは達成できない境地があると思います。どんどんと運が占める割合が増えるのです。運など人生に必要ないと思っている人は、運が必要ないような普通(またはそれ以下)の世界にいるのです。
何が起きるかわからない
二刀流への挑戦を認めてくれたロサンゼルス・エンゼルスが存在したことも運でしょう。エンゼルスが属していたアメリカンリーグには指名打者制があったからです。しかし、エンゼルスは常勝軍団ではありませんでしたので、自身の求めるポストシーズンへの挑戦はまったく叶いませんでした。ところが、指名打者制を採用していないナショナルリーグも指名打者制を導入し、彼がドジャースに移籍することが可能になりました。これも運です。
アンラッキーのはずが大ラッキーへ
ところが昨年に肘の故障で手術を行いました。そして投手でのリハビリの今年、なんと打者に専念して素晴らしい成績を残しました。リハビリ中の投手とは思えない内容です。アンラッキーをラッキーに変える運が彼にはあるのです。
総裁選は混戦末、石破総理に
日本では、石破茂さんが自民党総裁になりました。小泉進次郎さんの評価が急落し、2位に食い込むことができ、そして超右寄りの高市早苗さんとの決戦投票を勝ち抜きました。安部晋三さんが兇弾に倒れていなければ、小泉進次郎さんがもう少し上手に振る舞えば、そして高市早苗さんが右派色を薄めれば、石破茂さんが次の総理大臣になることはなかったでしょう。
総理大臣でも正攻法で
長年の弛まぬ努力といろいろな方のヘルプ、そして最後に運が味方した勝利です。石破茂さんが討論の時に正攻法で応える姿が好きです。総理大臣としての手腕は未知数ですが、よりよい日本を築くために、ますます運を味方に付けて働いて頂くことを願っています。