努力だけではどうにもならない壁がある 新見正則
夜はしっかり寝る派です
オリンピックは熱戦が繰り広げられていますね。僕は深夜までオリンピック観戦をするタイプではないので、たまたまライブをやっていれば見る、またダイジェストでざっと見る程度です。夜はしっかり寝る派です。
オリンピック選手のあと一歩
やっぱり「運」ですね。バスケットボールでは4点リードしていたのに、突然3点シュートを入れられ、その上ファールのフリースローで追いつかれるとは、あまりにも劇的です。
サッカーの女子は延長戦までもつれ、最後に1点を取られたそうです。
バレーボールの男子は、何度もマッチポイントを迎えましたが、それを勝ち取ることはできませんでした。もしもマッチポイントで1本決まっていれば、もしも相手がミスしてくれれば勝てました。
男子百メートルのサニブラウン選手は10秒を切って自己ベストで好走しましたが、世界はもっと進歩しているようです。
まさかのルーレット
柔道はなんとなく精彩を欠きました。団体戦はフランスのための劇的なストーリーでした。最後のルーレットは、まさか日本にちょっと不運な結果でした。そして悪い予感通りに見事に負けました。
水泳は精彩を欠き、一方で体操男子は頑張りました。まさか、鉄棒で中国が2回も落下するとは誰も思っていませんでした。フェンシングも強いですね。
Do your best and wait for destiny
どれを見ていても、紙一重で、どちらに勝利が転んでも不思議ではない展開でした。「運気がやっぱり大切だ!」と思えました。あれだけの努力を積んだ後は、運気が必要なのです。
運気が不要と思っている人は、努力だけでは成し遂げられない状態を経験していない人です。上に上がれば上がるほど努力だけでは如何ともしがたいことが起こりえるのです。
原爆の日に僕が思うこと
パリオリンピックで、メディアはこぞって視聴率を稼ぐ作戦ですが、ちょっと騒ぎすぎですよ。
今日は8月6日で、79回目の原爆の日です。
日本では原爆を落とされた被害者意識が前面に出ていますが、僕は降伏をしなかった当時の内閣や軍部の責任と思っています。
そして、実は日本も原爆の開発を進めていました。もしも日本が先に開発に成功していれば、起死回生の一撃として原爆をアメリカに落とすことを考えたでしょう。日本が原爆を持っていながら落とさず、そしてアメリカに落とされたのならアメリカがアンフェアでしょう。しかし事実は違います。
日本に戦争がないのは運がよいだけ
戦後は長くなりました。戦後が長くなったということは、長い間戦争が起こっていないことを意味しています。こんな平和がいつまで続くのでしょうか? 西の隣国ウクライナの領土を武力で奪い取るロシアの東の隣国は日本です。誰もが先進国に名を連ねるロシアがウクライナを軍事侵攻するとは思っていませんでした。軍事専門家もみなそう言っています。
戦争が80年近くも起こっていないのは、これも運気がいいためなのだと思っています。いつまでこの運気が続くのかが心配です。
自分だけはよけてほしいけれど
今年のお正月に起きた能登半島の地震は多くの日本人の記憶から薄らいでいます。幸せが続いていても、突然に何かが起こります。戦争、天災、人災などなどです。
できる限り回避する努力をして、もしも災害が起こっても最小限の損害で抑える作戦を日頃から考えて、そして最後は運に任せるしかないと思う今日この頃です。