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SNSを品良く生きたい!  新見正則


僕は敢えて匿名コメントは読まないことにしているよ

ネット社会ですね。いろいろな情報が無料で得られる時代になりました。一方で、誰もがコメントできる時代にもなりました。僕は匿名のコメントはすべて無視しています。読売オンラインのよみドクターで連載していた当時、僕は世の中がAと言えば、アンチAのコメントをするように努力していました。そして、読売新聞の医療部の記者の方が、丁寧に校正して編集長に上げ、その後に公開という手順となっていました。世の中の常識がAのときにアンチAの話をすると、読売新聞宛にたくさんの投書、電話でコメントが届きます。僕は実名でのコメント以外は僕に取り次がないように新聞社にお願いしていました。賛成も反対も実名ですべきです。少なくとも相手にとってマイナスとなるコメントは実名ですべきです。匿名などという制度があること自体、僕には意味がわかりません。

ヘコんでる場合じゃない

そんな匿名のコメントを読むからヘコむのです。ぼくは面倒臭いことが嫌いで、時間の無駄が嫌いなのです。そんな匿名のコメントへの対応は本当に面倒で、時間の無駄です。そして精神的に疲れますよね。

これが大人の対応

でも、僕も匿名でコメントすることがあります。超おいしいお店に出会ったときなどです。僕の名前はネットで検索するとすぐに出るので、そのお店やお客さんに特定されてもちょっと嫌なのです。だから匿名です。でも匿名の投稿はすべて相手が素晴らしいときです。つまり五つ星の時だけです。最低の対応をされても、超まずくても投稿はしません。そんな店には二度と行かないってだけです。

五つ星のコメントをありがたく読もう

ですから、匿名の投稿も誰かに読んでもらって、五つ星のコメントだけを読めばいいと思いますよ。低評価のコメントで、確かに思いたることがあれば、それは誰かに読んでもらって、そして概要を伝えてもらえば、それで十分と思いますよ。

自分の名前も出して、お互いをWin-Winに

品がある人になりたいですね。クレームを上手に言うのは結構努力が必要です。名前を出してクレームを言うからにはお互いがWin-Winになることが大切です。自分の腹が立った気持ちの延長でコメントしたり、クレームを言っても解決しません。すくなくとも、言った人が損しますよ。

匿名での批判にはスルー

僕はアンチの意見も大賛成ですよ。YouTubeであれば、ライブで対談することもできますし、希望なら、言葉の殴り合いのディベートはいつでも受けて立ちます。こそこそ匿名で批判するコメントなど、相手にする必要はありません。

せっかくのSNS。 賢く使って有意義にしたい

せっかく誰でも利用できるSNSです。お互いが実名で論じてこそ、実りある議論ができると思います。ある一部分ではアンチの意見にみえても、全体で俯瞰してみれば実は公正な意見と思えることも結構あります。マイナスの意見を発信するときは十分に先方を調べ上げてから行った方がいいですよ。そうしないと返り討ちに遭います。匿名で、ある一部分だけをみてバッシング発言をする人に付き合ってはいけないのは、彼らとは賢い討論にはならないからです。

品よく生きてネットの世界を元気に楽しもう!

上品でない人は無視するのが最良のネットの世界で生きる道だと思います。上品とは褒めるときは匿名でもOK。マイナスの発言はせずに、その人や店から離れる。敢えて、先方を育てるために行う発言であれば、Win-Winとなるためですから、当然に実名で発言するのですよ。それが僕が思う上品です。

明日火曜日の夜は実名でYouTubeやってます。
いろいろな立場の先生と楽しくなる臨床の知恵を共有できる場所、めざしてます!
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