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2025年、始動!!   新見正則

あけましておめでとうございます

2025年は、物価高、円安、インフルエンザや新型コロナ感染、ロシアのウクライナ侵攻の長期化、トランプ政権の誕生、少数与党、北朝鮮とロシアの蜜月、中国の脅威、能登の復興の遅れなどなど、不安材料や難題が満載でスタートしました。

先行きが見通せない、そしてちょっと不安な世の中ですが、できることをそれぞれが精一杯行って、難局を乗り越えましょう。

幸運は短いスパンで楽しんで、不幸は長いスパンで薄める

この考え方が最近気に入っています。幸運がやってきたら存分にその幸運を味わいましょう。しかし、幸運は長続きしないかもしれません。ですから短いスパンで楽しむのです。

一方、不幸に見舞われたら長いスパンでその不幸を捉えましょう。その不幸のお陰で、将来の幸運に巡り合ったというストーリーにするのです。

不幸がきたら「ラッキー」と思って、本当にラッキーにしてしまおう 

不幸なことがあれば、敢えて「ラッキー!」と心の中で唱えましょう。そしてその不幸が本当のラッキーになるように、その後の自分の行動の作戦を練るのです。不運もまた長続きはしません。幸運も不運も捉え方で変わるということです。

帯津良一先生との出会い

今日は帯津良一先生を川越の帯津三敬病院に訪ねて、そして漢方JP編集長の中山今日子先生と3人でご当地名物のウナギを食べながら歓談してきました。短い時間でしたが本当に楽しい時間でした。
 
帯津良一先生とは昨年ある講演会でご一緒しました。僕も帯津良一先生も演者でした。以前から存じ上げている帯津良一先生ですが、初対面でした。

名刺交換をして、そして病院を訪ねてよいかとおたずねして、ご快諾いただきました。中山今日子先生に帯津良一先生の秘書さんを介して歓談のセットアップをお願いして、この日になりました。なんだか楽しいご縁になる予感がしたので、せっかくの出会いを大切に即行動です。

帯津良一先生のこと

 帯津良一先生は東京大学を卒業して外科医になり、その後西、洋医学の限界に気がつき、中西結合医の勉強を経て、今はホリスティック医療を含めた代替医療をご自身の病院やクリニックで展開されています。来月は89歳になるとのことですが、本当にお若いので驚きです。
 
その帯津先生に「長生きの秘訣は?」と訪ねると、答えは「お酒」でした。細々したことはどうでもよくって、ザックリと人生を楽しんでいる姿が僕と共通でした。そして外科医から始まって、その限界を知って、漢方にハマった僕の経歴と共通するものを感じました。患者さんの病気ではなく人生を診ている姿が本当に勉強になりました。

エビデンスを超えた臨床知 

エビデンスがあることは最優先に考慮すべきでしょうが、エビデンスが今ははっきりしていなくても、役に立ちそうと思えば足し合わせるのです。そこにエビデンスがあれば誰もがそれを選択肢に加えます。本当に臨床で熱心に患者さんを診ている医師は、それぞれの長い実臨床の経験から「良さそうだ」というものを知っているのです。そこが、エビデンス至上主義の腫瘍内科医や、ガイドライン通りの診療を行う医師にはない技量です。エビデンスやガイドラインがなくても希望につながる治療を施せるのが臨床医です。

免疫と希望 

僕が「希望は免疫力を上げますよね?」とたずねると、「その通り!」とのお返事でした。みなさん、それぞれ前を向いて、希望をもって、予測不可能な時代を生き抜きましょう!


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