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スマホで宿題!  新見正則

Googleレンズの「宿題」機能

僕もやってみた

早速僕も自分のiPhoneで試してみました。

GmailやGoogleカレンダーなどはアプリがすでに入っていましたが、
Googleアプリは入っていなかったので、ダウンロードしました。
もちろん無料です。
検索欄にあるカメラマークをタップすると、カメラモードになり
数式を写真に撮ります。
そして「宿題」を押すと、解き方と正解が出てきます。

先に「宿題」をタップして、数式の写真を撮ってもOKです。
使い勝手がまだ良くわかりませんが、なんだか便利そうです。

使えば使うほど洗練される

Googleの翻訳ソフトがローンチされた当初、
いろいろな翻訳間違いがあり使い物にならないとの意見がありました、
それから何年も経過して、Googleの翻訳機能は相当優秀になりました。
AI技術でたくさんの翻訳履歴から、より文脈に合った母国語らしい翻訳を選びだすことができるそうです。
ですから、使えば使うほど翻訳精度が向上します。
翻訳ミスもどんどんと減っていきます。

コピーしてペーストすれば、慣れ親しんでいる英語から、
まったく理解もできない他国の原語までも翻訳してくれます。

YouTubeの字幕も優秀

同じGoogle傘下のYouTubeでは、動画も字幕をいろいろな原語に変換可能です。英語に付いて行けないときなど僕も字幕の変換機能を使っています。
まったく理解できない言語の翻訳もできるのは素晴らしいです。

映画にも描かれないような未来が現実に

こんな技術が登場するとは誰も予想していませんでした。
月に人間が降り立ったのは1969年7月20日でした。
当時の未来予想では、他の惑星にも人間が到達するだろうというものでした。
しかし、まだそれは達成されていません。

一方で、世界中の誰もがコンピューターを内蔵したスマートフォンを持つことが可能な世界など誰も想像もできませんでした。
スマートフォンの性能は月面に着陸したアポロ11号のものより優秀な気がします。

僕の大好きな映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも未来の世界が描かれています。タイムマシンや空飛ぶ車などが描かれていますが、スマートフォンのような超高性能な携帯電話は登場しません。これからの時代、どんな予想ができないものが登場するのでしょう。超楽しみです。

努力はすべてに勝るは正しいか

さて、宿題をスマートフォンがやってくれる時代になりました。
この精度はますます向上していくことでしょう。
宿題を解決するスマホのアプリに反対を唱える人がいます。
僕にはまったく理解ができません。
便利なものは使用すればいいのです。

勉強する努力が大切という意見もあるようですが、
努力は努力で別の方法で体験すればいいと思います。

時間を節約できるようになれば、
その時間を他の勉強や趣味に費やした方が人生に役立つと思っています。

勉強するだけの学校はもういらない

スマートフォンやタブレットで勉強できるようになると、
学習のためだけの学校は不要になる日が来るかもしれません。
じつは僕、多くの大学は不要になると思っています。
優秀な人はどんどんと先に進めば良いでしょうし、
まったく違う分野の勉強に時間を使うこともできます。

学習面での学校の役割は落ちこぼれた生徒の救済場所になると思います。
そして学校の大切な使命は集団の中で生きることを学ぶ場だと思っています。

人生の不公平を学ぶことが大事

学校での勉強にしろ、運動にしろ、競争は良くないといった論調もあります。
僕は大反対です。
負けることを学ぶことが大切と思っています。
人生は不公平で不平等で理不尽です。
そんな体験をする場として学校が必要とも思っているのです。

便利なものを取り入れて進もう

技術の進歩は素直に受け入れて、時代の変化に対応して生きることが必要です。「便利なものはどんどんと利用しましょう」が今日の僕の主張です。


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