待ってましたよ、マスクオフ! 新見正則
屋外ではマスク不要になったァ!
「屋外でマスク不要」との政府見解が発表されました。
待ちに待った日です。
僕は以前から屋外で他人と2m以上の距離があればマスクを外していました。
マスクは常時胸ポケットに入れているか、手に持っています。
でも着用したくないし、迷惑のかからない範囲で外していました。
自転車に乗っている人、ランニングをしている人もマスクをしている状態でした。ポツンと歩いている人もマスク、公園で一人でぼーーっとしている人もマスク、
僕は科学的には無意味ではないかと常々思っていました。
僕は、じつは屋外で他人と2m以上の距離があればマスクを外していました。
そんな行動になんと政府がお墨付きを出してくれたという訳です。
そもそも、濃厚接触者の定義は
①マスクなしで、②2m以内、③15分間、3つの要件をすべて満たす場合です。
つまり、マスクを常時着用していれば
要件①を満たさないので濃厚接触者の定義からは外れました。
2m以内に誰もいなければ要件②を満たさないので濃厚接触者ではありません。
そして、実はマスクなしで2m以内でも15分未満の会話であれば
濃厚接触者の定義からは外れていました。
次は15分未満の会話であれば、マスクなしでOKを期待しますね。
屋内でもどんどんとマスクを外す風潮になればいいと思います。
マスク派も否定しませんよ
もちろんマスクの着用を望む人もいるでしょう。
そんな時はお店や場所ごとに対応を決めればいいと思っています。
この店はマスクの着用者以外はお断り、
ここはマスクの着用は無理に勧めませんとかです。
一律に規制する時代から、いよいよ共存の時代に移動するのだろうと思います。
公共機関はどうするの?
公共交通機関ではいろいろな思いの人が混ざるので
マスクの着用をマナーとして行えばいいのではないでしょうか?
しかし、公共交通機関でも2mの範囲に人がいなければ
実はマスクは不要ですよね。
臨機応変に試して進もう
いろいろと臨機応変に対応すればいいと思っています。
科学的根拠もなしに一律に統制することでも、
ある時期に短期的に危機管理の一環として致し方なく行う場合には
異議はありません。
それが非常時の対応です。
答えがないときにはまずなにかを試してみるしか方法はありません。
しかし、一律の短期間の規制が本当に必要かは早急に熟慮する必要がありますね。そして不要なことは不要であったと反省して、次に進むべきです。
裁判所も自由に判断できる
先日、東京都の時短要請を拒否した外食チェーンが起こした裁判で
原告側が「実質勝訴」しました。
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて
東京都が発出した時間短縮営業の命令が違法・違憲だとして
外食チェーンが東京都に損害賠償を求めた裁判です。
東京地方裁判所の判決が5月16日に出され、損害賠償請求は棄却されました。
しかしその命令は違法だとの判断でした。
今後控訴されて、その判決がまた翻る可能性はあります。
ただ、すくなくとも、東京地方裁判所はそう判断したということです。
僕は東京都の処置に違法であったと言い放った裁判所の姿勢が好きです。
いろいろな意見を自由に言える
いろいろな意見があっていいと思います。
個人でも組織でも、会社にもね。
そして司法からもいろいろな意見が出ることがフェアに映ります。
一人に権力が集中し、そしてその一人の権力者が長くその座に居座ることは、
急速な発展のためには意味あることかもしれませんが
国民の不利益に、そして世界的視点からも不幸になるように思えます。
僕は日本が好き
公にこの国のトップを批判しても誰にも処罰されません。
まして暗殺されることはないでしょう。
ともかく言論の自由が保障されている国に住みたいと思っています。
今回の政府のマスク着用に関する英断は大歓迎です。